No Rain, No Rainbow.

人生は旅であり、旅もまた人生である。
旅、写真、道具、そして食、人。日常で出会う全てのものごとに感謝して。

霜月八日 金沢 香林坊の「いしみ」にて香箱蟹を食す

2013年12月01日 | グルメ


金沢のカニ漁解禁日は毎年11月6日からだそうで、全国の蟹好きはこの時期こぞって金沢に集結するそうです。
今回、偶然この時期の金沢出張が入り、期せずして季節の蟹料理をいただくことができました。

場所は香林坊長町にある割烹「いしみ」さん。このお店にはかれこれ6年ほど前に何度か通わせていただいたことがあります。その時もとある仕事で金沢へ何度も出張していた私。当時上司になったばかりの方が金沢にゆかりが多く、こちらのお店を紹介してくださいました。

いしみさんでは、金沢料理の王道といったものをとても美味しく、かつ、懐に優しくいただくことができます。
夏の時期では岩牡蠣、ごり、くちこ、ノドグロ、ふぐなどを、美味しく調理して提供してくれます。

今回も同僚と訪問して、お料理を堪能させていただきました。いやぁ、相変わらずどのお料理も美味しい♪

さてさて、メインの蟹ですが、この時期の金沢でなければなかなか食べられないという小型の蟹「香箱蟹」を出していただきました。甲羅の中にある内子(未成熟卵)と、お腹の中にありプチプチの食感が本当に美味しい外子(卵)、そして蟹味噌の絶妙なコンビネーションがたまらない逸品。同僚ともども旨さの感激のあまり言葉が出なくなってしまいました。盛りつけもまた綺麗で品が有り、うっとりとしてしまいます。目で楽しみ、舌で楽しむ。日本料理は本当に素敵ですよね。

お酒は立山を凍らせた冷酒。これが飲みやすく、料理がスイスイ進みます。



香箱蟹は最後にお雑炊でもいただきました。(あまりの旨さのあまり写真取り忘れてしまった!)
石川の冬の味覚を堪能させていただきましたよ。

日本の冬は美味しい季節ですね。また雪の時期にでも是非訪問してみたいところです。

ご馳走様でした。

いしみ懐石・会席料理 / 野町駅北鉄金沢駅金沢駅

夜総合点★★★★ 4.0