あ可よろし

「あきらかによきこと」は自分で見つける・おもしろがる
好奇心全開日記(不定期)

原点

2014-07-30 | スポーツ・エンタメ
今年の「誕生日祝エンタメ」は、28日の夜に。東京オペラシティコンサートホールで行われた読売日本交響楽団の演奏会に行ってきました。
先月も同じ会場で山形交響楽団のコンサートに来ているので、続けてのオペラシティでした。でもオペラシティの雰囲気が何か違うな~、と思ったのは、ステージの上の密度が! 山響はとてもコンパクトなオケでしたので、ステージ上はゆったりしていたけど、読響となると、人数が違いますから。しかも今回のプログラムは、使用される楽器の種類が多かったですし。

《悠久の大地、ロシア》という副題が付けられたコンサートの演目は、
  ムソルグスキー 交響詩『はげ山の一夜』
  ボロディン 歌劇「イーゴリ公」から『だったん人の踊り』
  ムソルグスキー 組曲『展覧会の絵』
指揮は「炎のマエストロ」小林研一郎さん。コバケンさんのコンサートは初体験でございました。そしてこの日のコンサートを選んだのは、すべての曲を聴きたかったからでした。子どものころから好きで聴いていた曲ばかりです。
とくに『展覧会の絵』は、私の「好きな音楽」の原点と言っても良い曲です。

小学校4年生の冬に初めてピアノ曲の「展覧会の絵」を聴いてその場から動けなくなるくらい感動し、そのすぐ後にオーケストラバージョンを聴いて衝撃受け、ほぼ毎日クラシックのレコードを、ロシアのクラシックを中心に聴いていました。
そんなちょっと変な小学生が、冨田勲さんの「展覧会の絵」に出会ってシンセサイザーの音に魅了され、中学生になってEL&Pの「展覧会の絵」を聴いてショックを受けてから、プログレッシブロックにものめり込んで行く……。そんな多感な時期を過ごしてきたのでした。すべては「展覧会の絵」から始まったと言っても良いくらいに。

そんな時期からはるかに年月を重ねた誕生日のお祝いに、その頃を思い出すようにコンサートで「展覧会の絵」を聴きに行けたことが嬉しかったです。素敵なコンサートでした。
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