ふたり歩き

同じ人生を 同じ歩幅で 歩いてゆけたら

懐かしい人

2008-10-27 21:49:31 | Weblog
めちゃくちゃ懐かしい人を見かけた

わずか10m足らずの距離

でも

声を掛けることはできなくて

車の中にいたワタシは

何故だかとっさに身を隠してしまった

ドキドキが一瞬で高まり

熱い涙がぶわっと溢れた




少し落ち着いて

最後に会った日からの時間を数えたら

もう十数年もの月日が流れ…(恐ろしい)

でも

何も変わっていなかった

一瞬であなただと分かった

…と同時にもう忘れてた思い出が次々とよみがえってきた

当時高校生だった自分

4つ年上のあなたに近づこうと必死だった

あなたの車でのデートは

何だか急に大人になれたようで

カーステレオからはあなたが好きだった浜田省吾が流れ

それからのワタシはもちろん

ヘビーローテーションで浜省の歌を聴くこととなるw



街中へ遊びに行った時

当時まだ駅前に建設中だった200mもある高層ビルをふたりで見上げて

すごいねって笑ったり

服屋の店員が恋人同士と言ってくれたのが嬉しかったりw

いやぁ~、ワタシにも純粋だった時代があったんだな(爆)

「一緒に歩いた時間が大切」と言っていた言葉が忘れられず

今はもう無くなってしまったあの喫茶店の前を通るたびに思い出していた

近すぎず遠すぎず

微妙な距離の人だった





声を掛ければよかったのかどうかは分からないけど

なんとなくこの十数年のことを聞くのが怖かった

思い出は思い出のままで…



きっとこれでよかったんだと思う。。。



夢じゃなく現実の世界で

影からこっそり会わせてくれたことに感謝。。。
コメント (2)
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