ほんの一瞬の出来事だった
台風が通過した夕暮れ時
雨はやみ、草の薫りが風と共に吹いてくる
私は小さな頃からこの薫り好きだった
雲たちといえば・・・
まるで何かに急かされているかのように
次から次へと流れていく
「あの雲はどこから来て・・・
どこまで流れていくのだろう」
そんな空を眺めるていると
すっかり時間なんて忘れてしまう(笑)
その時、雲と雲の間から虹が見えた
本当にきれいな虹の橋が出来ていた
虹のそばを流れていく雲さんも
なんだか嬉しそうに見える
ちょっと不思議な夕暮れ時だね(笑)
それにしても・・・
虹を見ていると、なぜこんなにもワクワクしてしまうのだろう(笑)
きっと、いつでもどんなときでも・・・
虹を見たいと願ったって、なかなか出会えないからだろうね。。
あの鮮やかな七色の虹を渡ってみたいと思っていた子ども時代
虹は、いつだって夢いっぱいの場所だったんだ(笑)
またいつ出会えるかわからない虹
そんな虹を忘れないように・・・