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マハサラカムだより

マハサラカムでの生活、地域の様子の紹介

特別教育センターにて

2011-05-11 00:19:15 | 日記

  「下見」 その2

 

8時半、ホテルのロビーで待ち合わせをして少し早いが日本タイクラブのメンバーと一緒にセンターに行く、管理員のおじさんがセンターの周りの草をとっている。センターに入るなり景色が少し違う、写真をいっぱい貼った立て看板がおかれてある。

担当の職員と管理員さんだけがセンターに来ていると思ったら何と所長以外の全職員が祝日にもかかわらず出勤して我々一行を迎えてくれる、そういうことになっていると全く聞いていなかったし、依頼もしていなかったので正直驚いてしまった。

こちらは当日の活動の場所を見て欲しいと思って、「3階の教室の鍵はあいていますか」とか聞いているが、対応がいつもと感じが違う、鍵は開いていないと言うので、とりあえず1階の活動場所を見学していると、その裏手の方に案内される、この場所は桑の木があり、蚕を飼い、養蚕のシステム等が展示されている、自分も赴任の半年前にセンターの下見に来た時に案内された、そのため、蚕等の知識も必要と思い、先輩の先生に依頼して書籍や資料をもらった、しかし、赴任以来1年半、一度もその場所に行ったことはない、以前はここで子どもたちの活動があったようであるが、現在は使われていない、当然、8月の活動でも使わない、その場所を案内されたものだから驚いてしまった、やはりここは見せる場所で、遠来等の客には紹介するところのようである。

一通りの見学が終わってから3階の活動場所を下見、1階よりも3階の方が良いという感じだったので、当日、この場所を学生の授業では使わないように依頼する。

2階の講義室に移動、ここでビデオが上映をされる、 初めて見る内容である、知らない子どもたちも映っているので赴任少し前の映像のようである、下見のメンバーは結構、その映像に感動されていたようである。こちらは、職員がコーヒー、お菓子、果物をセットにして一人一人に配ってくれたのがありがたかった。ビデオの後は当日の打ち合わせを行った。午前を2部に分けて活動することや、お寿司を作ってお昼にすること等が話合われた。

あえて言えば、ありがたいことであるが、下見にこんなにたいそうな対応ではなく、日常の状態で十分である、どうしても来客には「特別」な対応になるようである。