先日、見てきた「阪急電車 片道15分の奇跡」ですが自分的には
小説のほうが面白かったです。というのも映画本編では小説にはあった
図書館カップルのエピソードが抜けていて不完全に思えたからです。
なぜこのエピソードが抜けてしまっているのかよくわかりません。
映画本編にはその図書館カップルのエピソードに登場する「生」の
オブジェがでてくるにもかかわらず図書館カップルの話が映画では
表現されていないので小説を読んでいない人が映画本編を見ると何の
意味があるのかわからず、小説を読んでいなかった自分も?でした。
あとから小説を読んで「生」の意味がわかりましたが。よく考えると
映画的には小説で最初に出てくる図書館カップルのエピソードより
中谷美紀演ずる婚約中の恋人を後輩に奪われてしまうエピソードを
最初に持ってきたほうが演出上インパクトがあるだろうという狙い
だったのかも知れませんが。ちなみにこの図書館カップルの話は
au LISMOチャンネルでスピンオフドラマとして配信されています。
見ましたが映画本編に入れて欲しかったなあと思いました。
DVD化されたときは完全版として挿入されるかもしれませんね。