Good times & Bad times Diary(シルバーロードの徒然日記)

備忘録として日々の出来事や回想、家族や趣味の車、ドライブ、音楽、映画なども織り交ぜて気まぐれに綴れればと思っています。

~今日の徒然~映画「ビッグ・ウエンズデー」

2011-11-26 22:36:43 | 映画

先日、NHKのBSプレミアムでやっていた映画「ビッグ・ウエンズデー」。
昼間の放送だったのでとりあえずハードディスクに録画しておきました。
20代のときに一度見ているけど改めてじっくりと見てみました。
簡単に言うと60年代初めのアメリカが舞台で3人の若者マット、ジャック
リロイを中心としてサーフィンを通した男の友情をテーマにした青春映画って
言うことになるんだけどチャラチャラしていなくてなかなかいい映画。
特に仲の良い友人がベトナム戦争で亡くなってその墓地で3人、その友を
思うシーンはグッときました。そして月日が流れて彼らが待ち焦がれた
水曜日にやってくるという伝説の大波「ビッグ・ウエンズデー」がついに!
2人と連絡のとれないマットは一人で浜へ向かい浜に降りる階段を降りると
2人が・・・3人は笑顔で顔を合わせて何も語らず海へと向かう3人の姿。
カッコイイ!!その3人が海へ向かうシーンが上の写真です。
3人は各々ビッグ・ウエンズデーに挑んでいく。全般を通して言えるのですが
サーフィンをしない自分が見てもサーフィンのシーンは秀逸だと思います。
ラストは波から上がって浜の入り口の階段の踊り場で肩をたたき合う3人。
連絡しろよって言いながら言葉少なに去っていく・・・いいラストだなあ。
久しぶりに若い時の気持ちがあふれて男の友情っていいよなあって改めて
思い高校時代の友人に会いたくなりました。自分は一番多感な時期を過ごした
高校時代の友人が一番長く続いています。若い時は何をやっても楽しくて
これがずっと続くもんだと思っていましたが現実はそうではなく生きていくのに
犠牲にするものも多くなり友達との関係も自然と少なくなっていきます。
今年の震災のあと何年振りかで高校の友人と会いましたが何年会っていなくて
もすぐに同じ時間を過ごしたときと同じように戻れる素晴らしさ。
今年で48歳になる僕らの年齢を考えると行方のつかめなくなった友人や不幸
にも亡くなった友人もいます。自分の父は70歳で亡くなっているので人生
70年と考えるとあと20年ほどしかないんですね。あまりくよくよせず残りは
好きに生きていきたいと思ってしまいました。
それにしてもNHKのBSシネマはなかなかいい映画を放送してくれます。
CMもないしエンドロールまで流してくれるところがいい。今後のラインナップも
なかなかいいようです。