お父さんは CB1300 SUPER BOL D'OR に乗っている。

CB1300SBで主に北陸近辺の日帰りツーを楽しんでいる、“永遠の初心者おやじライダー”の独り言です。

石巻にボランティアに行ってきました。1

2011-06-06 | ひとりで。(バイク以外)
6月3日金曜日の夜から石川県の災害派遣ボランティアに参加して石巻に行ってきました。


このような事はブログにアップする事ではないかもしれませんが、未曾有の大震災から3か月が経とうとしている今の現地の状況を(TVで放送されているような特に大きな災害を受けている箇所ではなく、一般市民が立ち入ることができる箇所です。)少しでもみなさんにわかっていただければ幸いです。





6月3日金曜日、仕事を終えて8時に県庁に着くように7時半に家を出ました。




県庁に着くと、





     




私たちを石巻まで運んでくれるバスがすでに待っていました。





8時半から軽い説明を受け、9時10分前には県庁を出発します。




今回活動に参加したのは男性42名女性8名の50名。バス3台に分乗しての移動です。



石川県はかなり気を使ってくれているようで、少しでも眠れるようにと2つの座席を1人で使わせてくれます。



北陸道、磐越道を乗り継ぎ、途中2時間おきに休憩をとりながら東北道へ。




     






     




早朝4時過ぎ、朝もやの福島県の国見SAに到着。





さらに2時間ほどで、




     





石巻市の北にある道の駅、上品の郷に着きました。『じょうぼんのさと』と読むそうです。





ここで1時間ほど時間調整。朝食、着替え、トイレなどで準備を整えます。





9時からのボランティア活動に備え、8時前に出発。石巻市内に入ります。




国道沿いは、





     





     




普通の市街地の風景なのですが、1つ交差点を曲がると、





     




     





大変な光景になってしまいます。




市街地のスーパー銭湯の駐車場にバス到着。ここが県外からのボランティア活動する人たちの拠点にまるようです。(今回は我々だけでしたが。)




ここで、



    
     




石川県の名の入ったビブスを渡されます。これを着るともう恥ずかしい事は出来ません。




日本代表のユニフォームを貰ったサッカー選手の気持ちがわかります。(一緒にするとサッカー日本代表の方々に怒られますが。。)






活動の説明をもう1度聞いたり、準備体操をしたり、10名1班に別れて自己紹介などをした後、15分ほど徒歩で移動。





途中は、




     




こんな光景に変わっていきます。




本来、写真撮影は止められているのですが、移動中、休憩中に少しだけ撮らせていただきました。




本日の活動は1階の天井近くまで水に浸かってしまったアパートの床下の泥だしです。




海岸から約2kmですが、1階はすべて水に浸かってしまったようです。




すでに他の方が床板をはがしてあります。




     




この下の汚泥をひたすら掻きだし、バケツで1輪車に乗せ、近くの泥捨て場所に捨てに行きます。




我が1班は班長以外の9名は皆、初ボランティア。しかも5名ずつに分けられ初参加者5名のチームになってしまいましたがすぐに役割分担が確立。




疲れてきたらすぐに交代。素人で初めて会った者ばかりのチームながらなかなかの仕事っぷりとは5名だけの自画自賛か。。。




無理をしないようにと、ボランティアセンターの方から30分毎位に休憩の号令がかかります。




実際、30分が限度と思われる位ハードなのですが。




もくもくと泥を運び出し、11時半にお昼休憩。




     




朝、道の駅で買っておいたおにぎりを駐車場の地べたでいただきました。





     




休憩中にエネルギー充電中の方々。





午後からも30分毎に休憩をいれつつ3時間弱活動して、




     




     




1日目の活動終了。




あまり綺麗になっていないように見えるかもしれませんが、ほとんど泥が無くなっているんです。(きっと。。。)






駐車場に用意されている高圧水噴射機で長靴を洗い、看護師さんが準備してくれた消毒液で手の洗浄、うがいもします。





バスに乗るころにはみんな一息。




心地よい疲れの中、バスで宿に移動しました。





途中、





     




     




     




     




     





三陸自動車道から見えた仙台市内。



自動車道が堤防になっていてこの上に逃げて難を逃れたという報道を見ましたが、それがこの三陸自動車道だっだのです。






宿に着き、お風呂に入って、




     




この一杯は体にしみました。







つづく。










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