発見があった。
先日、向かいの倉田さんからいただきものがあって、晩飯はそれで済ませようということになった。電気釜のスイッチをあわててOFFにしたら米は風呂の温度ぐらいにあたたまっていたが、そのままザルにあげて冷蔵庫に入れておき、翌日の夕食に炊いて食べた。そのときは気づかなかったのだが、冷めてからつまむと、普段とはちがってあま味がありおいしかった。
『笑っていいともに』に高島礼子が出ていて、米のはなしになった。そのとき、タモリは
先日、向かいの倉田さんからいただきものがあって、晩飯はそれで済ませようということになった。電気釜のスイッチをあわててOFFにしたら米は風呂の温度ぐらいにあたたまっていたが、そのままザルにあげて冷蔵庫に入れておき、翌日の夕食に炊いて食べた。そのときは気づかなかったのだが、冷めてからつまむと、普段とはちがってあま味がありおいしかった。
『笑っていいともに』に高島礼子が出ていて、米のはなしになった。そのとき、タモリは
洗った米をザルにあげて一晩置き、炊く前一時間ばかり水につけるとおいしい米が炊ける
と言っていた(詳しくはこちら)。早速実行してみると、確かにうまくはなるのだが、先日のものと比べるとなんとなくもの足りない。そこで、うまいと感じた炊き方を忠実に再現してみた。
- 米を研いで一時間ばかり水につける
- 電気釜で風呂の温度程度にまであたためる
- ざるにあげる
- 冷蔵庫に一日近く入れておく
- 一時間水につけてから炊く
やはりこの方がおいしい。タモリに勝ったと思った。
長時間水につけておくと糖度が上がるのだろう。ただ、つけっ放しだと表面がべちゃべちゃになる(と思うが、やってみる気はない)。そこで芯まで水を吸った時点でざるにあげ、表面は乾かす。その状態で一日置くと、水をたっぷり含んだ内部ででんぷんの糖化が進む――ということだと思う。
ざるに上げる前に少しあたためるという過程は必要か? そのあま味が本当の米のうまさと言えるのか? 所詮は安い米をごまかして食べる手段に過ぎないのではないか? といった疑問もわくが、いろいろやってみる価値はあるだろう。
まずはお試しあれ。