「メジャーの打法」~ブログ編

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ご飯の炊き方

2009年05月14日 | どうでもいい話
 発見があった。

 先日、向かいの倉田さんからいただきものがあって、晩飯はそれで済ませようということになった。電気釜のスイッチをあわててOFFにしたら米は風呂の温度ぐらいにあたたまっていたが、そのままザルにあげて冷蔵庫に入れておき、翌日の夕食に炊いて食べた。そのときは気づかなかったのだが、冷めてからつまむと、普段とはちがってあま味がありおいしかった。

 『笑っていいともに』に高島礼子が出ていて、米のはなしになった。そのとき、タモリは
洗った米をザルにあげて一晩置き、炊く前一時間ばかり水につけるとおいしい米が炊ける


と言っていた(詳しくはこちら)。早速実行してみると、確かにうまくはなるのだが、先日のものと比べるとなんとなくもの足りない。そこで、うまいと感じた炊き方を忠実に再現してみた。

  • 米を研いで一時間ばかり水につける
  • 電気釜で風呂の温度程度にまであたためる
  • ざるにあげる
  • 冷蔵庫に一日近く入れておく
  • 一時間水につけてから炊く


 やはりこの方がおいしい。タモリに勝ったと思った。

 長時間水につけておくと糖度が上がるのだろう。ただ、つけっ放しだと表面がべちゃべちゃになる(と思うが、やってみる気はない)。そこで芯まで水を吸った時点でざるにあげ、表面は乾かす。その状態で一日置くと、水をたっぷり含んだ内部ででんぷんの糖化が進む――ということだと思う。

 ざるに上げる前に少しあたためるという過程は必要か? そのあま味が本当の米のうまさと言えるのか? 所詮は安い米をごまかして食べる手段に過ぎないのではないか? といった疑問もわくが、いろいろやってみる価値はあるだろう。

 まずはお試しあれ。



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