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FC東京ービッグクラブへの道

FC東京の地域貢献~「ゆとり」教育について

2008年02月17日 | ビッグクラブへの道
気になる新聞記事がありましたので、急遽発言しておこうと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080217-00000913-san-soci
FC東京のサポーターが作るブログとしては異例かもしれませんが、
見過ごせない問題であると言うことと、
「地域に貢献する」のがクラブチームの役割と捉えると、
まったく無関係ではありませんので、
あえて「教育問題」にFC東京として踏み込んでみたいと思います。

ニュースのリンクから訪れた方も、
もしよろしければ最後まで読んでいただけると幸いです。

我々は当ブログで、ホームゲームの開幕イベントに、
スタジアム近辺の小学校合同で合唱団を作って歌ってもらうことを
提案しました。
開幕戦スペシャルゲストは今年どうなる!?(検証編)(提案編)(補足編)
そこで、自らのことを、「現在の教育問題に憂う人間の一人」と称しましたので、
この問題に目を逸らすわけにはいかないだろうと思います。

所謂「ゆとり教育」については、常々問題視していました。
新聞報道やテレビを見る限り、近年見られる学力低下は
この「ゆとり教育」に原因があるのだと
「なんとな~く」思っていましたし、
30年ぶりに増えると言う授業時間増のは手放しで賛成でした。

ですが、この記事によれば、
「『ゆとり』には、地域社会と大人が土日は時間のゆとりを持って子供たちと過ごし、子供を鍛えてほしいという意味も込めていた」とあります。
また
「教育の目的は不測の事態への適応力をつけるための訓練。高めるには知識などの学力が3割、意欲や思考力などが7割-が心理学の定説だ。前回の改定は、学力訓練に注力しすぎた教育をただすためだった」とあります。

30年前と言えば、「受験戦争」と言う言葉があり、
入試のための勉強をただひたすら詰め込まれる子供たちの姿が問題になっていて、
大学の入学式に、母親と一緒に行く大学生等も多く、
どこかアンバランスな青年が生まれる原因ではないか?と言われていました。
そこで対策案として登場したのが「ゆとり」です。

「ゆとり」がダメだったから、また「詰め込み」に逆戻りでは
本末転倒もいいとこです。

それならば、授業時間は増やしつつ、
今回の反省を糧に、地域社会の貢献を、FC東京を通じてやればいいんです。
我々が提案した「ゆるねば合唱団」もそう。
スタジアムとその周辺のゴミ拾い等のボランティア活動。
そのために、子供たちを「鍛える」オトナは東京サポーターがやります。
我々サポーターも、チームを応援するだけでなく、
そういう活動に従事すれば、自ずと今より、責任感が芽生えるでしょう。
いいことづくめです。

FC東京は、ただ金を儲ければいいだけの企業ではありません。
地域に貢献し、地域の活性化を目標に掲げるクラブです。
地域のスポーツクラブは、ただ勝つことをだけ目指しているのではなく、
調布が、府中が、そして東京全域が、
しあわせな街になることを目指しているのです。
サポーターも同じ気持ちでいます。
少なくとも僕はそうです。

以前ここに記した言葉をもう一度言います。
僕たちは、子供がキラキラした表情を見せてくれるのが見たい。
そういう地域は、強いんです。
そこにあるクラブもまた、強いはずです。

トキオ


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