味スタ満員化計画

FC東京ービッグクラブへの道

東京のキングナンバー11

2008年02月22日 | ビッグクラブへの道
カボレの入団が決まり、ようやくホッとしているところですが、
てっきり11番だと思っていました。9番なんですね。
ルーカスが来た時も、11番背負うのかと思っていたら9番でした。

ルーカスは、万能型な選手でしたから、
アマラオの後継者と言う感じではなかったですよね。
カボレは、伝え聞くところによれば、本格ストライカー。
それなら、2代目キングになることを
期待してもいいんじゃないかと思っていました。

ただし、ブラジルでは9番はストライカー、
11番はウイングと言うイメージがあるので、
カボレは9番をこそ、自分の背番号だと思ってるのかもしれません。
日本のキング・カズも11番ですが、
ブラジルではウイングやっていたんですよね。
それで愛着のある11番を、日本に戻ってもつけていたのでしょうけど、
日本ではキングに祭り上げられてしまった。
本来、本格ストライカーじゃなかったのに。

日本のキングは11番。
東京のキングも11番。
そこに日本の特殊性があります。

古今東西、エースナンバーと言えば10番ですが、
エースに7番を背負わせるチームがあります。
マンチェスターユナイテッドです。

ボビー・チャールトン、ジョージ・ベスト、
カントナ、デビット・ベッカム、そして現在のC・ロナウド。

技術だけでなく、
カリスマ性、アイドル性、悪ガキぶり、パパラッチの標的、
などなどスーパースターたる所以を必ず備えている選手ばかりです。

ベッカムからC・ロナウドへの7番の継承は見事でした。
衰えの見え始めたベッカムを、レアル・マドリーに高額で放出、
まだ若く、技術もしっかりしていて、
なによりベッカム以上のルックスを持つC・ロナウドに
栄光の7番を背負わせました。
今後10年、人気と実力でチームを引っ張り、
チームの象徴となってくれる事を期待しての大抜擢です。

一方で、サポーターを納得させるだけの選手でなければいけません。
これは、例えて言うならば、
ローリング・ストーンズの新ギタリストを選ぶくらい神経を使う仕事です。
それを見事に成し遂げたのですから、
マンチェスターユナイテッドの仕事は、見事と言うほかありません。
これがビッグクラブです。

それならば、ユナイテッドの7番ほどの重みはまだなくとも、
東京の11番を、同じような伝統にしていってもいいんです。

東京に10年以上在籍させること。
クラブの象徴になりうる選手であること。
そして、チームを勝利に導く選手であること。
それがキング・オブ・トーキョウです。

FC東京は、キングナンバー11を背負う選手を
社運を賭けて発掘すべきなんです。青田買いしても構わないんです。
今すぐに!とは言いません。
味スタを満員にして、ビッグクラブとして君臨しようと思うのなら、
将来的に「キングナンバー継承制」は
考えておくべきです。

トキオ


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