ガンバレ日本

東北地方太平洋沖地震が起こってから一週間が経ちました。
被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

連日明らかになる被害状況の中、未曾有の災害の大きさをあらためて実感し心を痛めます。
そんな中、10日ぶりに二人が救出されたと報道がありました。
被災者の頼みの綱は自衛隊、警察、消防、海保でしょう。
防衛大学の生みの親、吉田茂元首相は１９５７年２月、第１回卒業式で次のような訓示をしたそうです。
「在職中、国民から感謝されることなく自衛隊を終わるかもしれない。非難とか誹謗（ひぼう）ばかりの一生かもしれない。しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは、外国から攻撃されて国家存亡のときとか、災害派遣のときなのだ。言葉をかえれば、君たちが『日陰者』であるときの方が、国民や日本は幸せなのだ。耐えてもらいたい」
　今、まさにそのときが来ました。一日も早く、一人でも多くの人が救助されることを願い、そして救助する方々の安全を願ってなりません。