徳丸パラダイス食堂のブログ

元はカレー屋のブログ。今はただのオッサンのブログ。
好き放題やっと書け〜る、のか!?

四十年過ぎて突然に

2021-09-01 10:26:41 | 雑談
幼稚園の頃にワタシが描いた絵がある。

その絵は
画用紙の6分の1くらいかな?
全体を使わずに端っこにだけ絵が描いてあった

それを良くイジられて
気持ちがイジケてたんだなんて、
その話になる度に
からかわれたもんだった

ワタシはどこかピンときていないがそう言われるんだから
そうだったのかなぁ?
幼少期はイジケてたのかなぁ?
んーー??
まぁいっか、と四十年以上受け流して来たのだった

たしかにワタシは子供の頃から
ナイーブで繊細なところがあるのは認めますが。

しかし最近、
子供を連れて実家へ行き
またその会話が起きた瞬間、

四十年以上の時を越えて
真実が突然私の口からこぼれたのでした。

「いや、あれはまだ完成してないだけで、あそこから描き始めて他にも空白の場所に色々描くはずだったんだよ。イジケてて隅っこに描いた訳じゃなくて、全く完成しなかっただけだよ。」

ワタシも自分で全く予期せず、
突然口をついて出た事実でした。
本当に驚きました。
こんな事ってあるんですね

ワタシは他にも幼稚園の頃
鬼のお面を作るのに、
一人全く完成しなくて
帰りの会をやっているのに
端っこに残され一人作業したりしていましたし、

ダンスを全く覚えず運動会となり、
その場で慌てて前の人のを真似て誤魔化し、家に帰って褒められてしまい、実は何も覚えてなかったと告白し大泣きした記憶があります。

中学校の頃の椅子制作は
足が取付けされないまま授業終了になり、
足の無いまま家の植木置き台に使われました。

他にも色々そんな事があった人間でした。

その理由は2つあって、
1つは
子供の頃からずっと
やりたいと思わないモノには
全く1%も興味が湧かない性格である事。

2つめは
興味が湧き、熱心になってしまうとトコトンこだわって完璧に作らないと気が済まない性分であるからです。

その後
音楽に人生を捧げた三十歳くらいまでの間も、一曲しっかり書き上げたのは3曲くらいしかありませんでした

言ってみれば
家を建てるのに枠組から全体像を作れず、
台所から作り始めたなら、
そこだけ完璧にあーじゃねこーじゃねこだわっている間、十年経ってしまう性格なんですね。

そうなると全体のイメージも失われ、何をどう作りたかったのか、もう訳が分からなくなる。
物作りの失敗例の代表格なんじゃないかな。

それからカレー屋になり、
毎日やらなきゃいけなくなって
ワタシのその部分は日々改善されていきました。

その時間までに必ず形にして出さなきゃいけなかったので当然そうなります。
完璧主義で曲がなかなか書けなかった自覚もあったので、
この出来る範囲で形にしていくという経験を、曲作りの方にUターン還元するぞー!とも思っていました。

なので今のワタシは
先ず、やる!
という事をとても大事にしているのです。

何も考えず行動する、
行動できちゃう人だと一部思われている様ですが、、
そうじゃありませーん

とても考え過ぎて
完璧にやりたいが為に
何も成せなかった経験から、
とにかくやって
全体を形作って行く大事さが
身に沁みているのです。

あと頭を使って上手く考え、
上手にやろうとしてる自分に嫌気が差し、それは一体なんなんだろう?と思い、ある日からやめました。

まぁ以前は
実力が3しか無いのに、
12のモノを作ろうとしていたという見方も出来ると思いますし、
自分が1や3の実力でもそれに対して素直になれてなかったりもしたと思います。

とにかくやって、
実力も同時につけ
形にしていく事で
作りたいものが出来て行く。

ワタシの場合は
色んな紆余曲折あって
そういう答えに辿り着いたのでありました。

ん〜〜〜
長文が完成した。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする