とことこ話

思ったこと/気づいたこと テーマは決めず! ・・・・・・・ だけどほぼスポーツネタにいってしまいそう.....

アクシデントでしょげ返ってはいけない!...それがプロだぞ、獅子軍団!(獅子ファンも!)

2015年04月22日 | スポーツ

埼玉西武ライオンズは西武プリンスドームに北海道日本ハムを迎えての2連戦。
その2戦目は1-5でライオンズは完敗でした。2タテならず、残念です。

ライオンズファンとしては、「どの試合も勝って欲しい」と思う反面、そんな事は所詮無理な訳で。
だから「勝つ試合は爽快に!」「負ける試合は完敗でも仕方ない」と理解はしているつもりです。
しかし、試合中は、とにかく選手たちと共にファンとしても「勝利を目指す気持ち100%」「勝利をGETするイメージを拡大し続けて」という姿勢で応援するのみだと思っていますし。
そんな気持ちを一言で表現すると、

「最後まで勝つ事を諦めない!」

というスタンスという事です。


ところが。
今日の試合に関しては、私は、試合途中から「勝利へ向けて諦めない」というスタンスがやや欠けていたかもしれません。それは言うなれば「ファンとして風上にも置けない」姿勢だった事でもある訳で...
・・・いつも敗戦後に味わう「今日は残念だったな」という気持ちとは別に...
・・・自分自身に「とことん応援する気持ちを持ち続けたか?」と問いかけると疑問だったり...
その理由は...

「炭谷銀仁朗くんの途中交代が気がかりで仕方なかったから」

というものでした。

2回表ライオンズの守りの場面、ツーアウトランナー無しから日ハム・レアードさんが空振り三振をした際に、スイングした後のバットが銀仁朗くんの側頭部を強打しました。
しばらく立ち上がれなかった銀仁朗くん。
レアードさんが「心の底から心配してくれている」姿で気遣い・後押しをしてくれた事もあって、自力でベンチへ戻った銀仁朗くんは、その後打席へも1度立ち・次のイニングも守りましたが、やはり状態が悪かったのか4回表の守りから交代という事になりました。

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ちょっと余談ですが。
この事に関して我が家の高1の長男(=高校野球部で捕手)の意見は、「キャッチャーが悪いんだよ。そうならないように避けなきゃ」という第一声だったのですが...それは「銀仁朗途中交代」という記事ニュースを見ただけの長男の意見でした。
その後、パ・リーグTVのイニングリプレイで実際にそのシーンを確認した長男は、

「これは避けようが無いよ」
「逆球がインコースにワンバウンドで来たら、こういう捕り方するしかないし、このアクシデントに巻き込まれちゃうのは仕方ないよ」
「本当に運が悪いとしか言えないよね...」
「銀仁朗、大事がないといいけどなぁ...」

と、「長男自らがこの場面でキャッチャーだったら」という立場になって深刻な表情になっていました。
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話題は戻って。
この銀仁朗くんが途中交代した時点で、私の気持ちは銀仁朗くんの事が心配でたまらなくなり、それが頭の中を占めたからか、やや試合に対する集中力が無くなってしまった。(・・・ほんとスミマセン)

■キャッチャーが急遽岡田くんに代わった4回表に、まずは日ハム・大谷くんにライトスタンドへ先制ホームランを浴びた時も。(・・・先発のルブランさん、狙った通りの外角低めにしっかり投げたにも関わらず、あんなコースをを引っ張られてしまう)
■先制失点で気落ちしたのかルブランさんは、続く打者・中田翔くんへの初球が甘く入ったところをレフトスタンドへ豪快に放り込まれた時も。

ついつい「銀仁朗だったらなぁ」と思ってしまった。
念のために言っておきますが、これは別に岡田くんを批判しているものではありません。もしキャッチャーが銀仁朗くんのままだったとしても、同じ結果だったかも知れない、という事は理解しています...頭では。

だけど、こんな「銀仁朗が心配で仕方ない」「銀仁朗不在の影響はデカ過ぎる」という考えになってしまった事は事実ですし...だからこのゲームの勝利に向けての気持ちがやや散漫(=集中力不足)になっていた私です。



そして。
それはもしかしたらライオンズの各選手も同様な部分があったのではないかな?とも感じたり。
この試合でライオンズが挙げた得点は、浅村くんのソロHRの1点のみでした。
打ったヒットは5本のみ。喫した三振は二桁となる10個。
一言で言うと「打線が全く振るわず」だった訳ですが。
その打線具合を、銀仁朗くんが交代する3回裏までとそれ以降(4回裏以降)を比較すると。

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■安打数
3回裏までの3イニング :3本
4回裏以降の6イニング :2本
■三振数
3回裏までの3イニング :1三振
4回裏以降の6イニング :9三振
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「獅子打線、一体何してんねん?」
「4回裏以降、何をそんなにしょげ返ってんねん!?」

と言いたくなる訳です。(・・・自分の事を棚に上げている状態で言わせてもらってますが...)

間違っているかも知れませんが。
やはり私が感じたのと同様に、チームメイト(ルブランさん & 野手陣)も「銀仁朗途中交代」の影響を必要以上に感じてしまっていたんじゃないの?
それじゃイカンぞ、プロ選手だったらっ!
・・・と言いたくなってしまった私です。(勿論、自省の念を込めてです。スミマセン)


繰り返しになりますが。

どの試合も勝って欲しいと思う反面、そんな事は所詮無理である事、「負ける試合は完敗でも仕方ない」とも理解していますので、試合中はとにかく選手たちと共にファンとしても「勝利を目指す気持ち100%」「勝利をGETするイメージを拡大し続けて」応援したいと思っています。
なので、選手の皆さんには試合中にはとにかく勝利を諦めない・敗色濃厚な雰囲気の中でも「爽快感を味わう」プレーを目指して欲しいと思っています。

今日の試合でそんなシーンを見せてくれたのは、岩尾くんだけだったかも知れません。
プロ野球タイ記録となる「9者連続奪三振」を達成してくれました。
※先日「8者連続奪三振」を成し遂げた岩尾くんをライブ(・・・とは言っても録画TV映像ですが)で見ながら、「これはプロ野球記録なんじゃないのかな?」と呟いた私に対して、横で見ていた長男が「プロ野球記録は9連続だよ。土橋以来居ないんだよ」と即答して...相変わらずの長男の野球オタクぶりに笑ってしまいました。


岩尾くん、おめでとう!
土橋さん以来の記録達成って、これはもうプロ野球史に燦然と残る大記録。素晴らしい!
(・・・しかもその記録が日ハム・近藤くんのレフトフライで途切れた直後に、更に2者連続三振締めで今日の試合を終えるなんて...どんだけ凄いんだ!)


という訳で。

銀仁朗くん途中交代でしょげ返った獅子軍団の中にも、こんな岩尾くんみたいに爽快感を与えてくれる選手が居てくれた事が本当に嬉しくてありがたい。
あって仕方が無い敗戦ゲームでも、こんなファンに爽快感を与えるシーンを一つでも二つでも見せる事は重要なんだと思います。


頑張ろう、獅子軍団。
試合中に何があろうと、しょげ返るなんて事は今後ご法度にしていただき。
常に「勝利を目指し続ける」「そんな姿で選手もファンも爽快感を味わう」要素を、とことん見せて行きまっしょ!!


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2 コメント

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試合の流れ (おぶ)
2015-04-23 07:57:06
おはようございます。
昨日は休みで、家族でテレビ観戦してました。
三回まで、ノーアウトでランナーを出しながら、得点出来ず、銀ちゃんの交代で嫌な予感がしてました。不思議ですがチャンスをものに出来ないと試合の流れは相手に行ってしまいます。
一回から三回の攻撃は、何かが足りなかった気がします。
岩尾を記録達成おめでとうございます。フォークが素晴らしい!
今後も期待してます!
返信する
おぶさん (とことこ話)
2015-04-24 01:21:48
こんばんは!

おぶさん仰る通りで、試合の流れって重要ですよね。
その「流れ」を作るのは、たった一人の選手だったり・たった一つのプレーだったりするところが...深くて面白いと思っています。

岩尾くんは凄いです。正直、「あそこまで空振りを取れてしまう理由」が分からなかったりする私なのですが、それが彼の一番の武器なんでしょうかねぇ。
確かにフォーク(ツーシーム?)のキレ具合は、見ていて鳥肌が立つほどに興奮しています。
今年大飛躍してくれそうで嬉しい!
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