獅子敗戦の夜．．．オリックスＯＢ選手に励まされたくなりました

埼玉西武ライオンズは仙台で東北楽天との３連戦を迎えました。
このところ「大命題！カード勝ち越し」が出来なくなっているライオンズ。リーグ３位へ何とか滑り込もう！というシーズンの事を考えると、まさに正念場だと思う今の時期なのですが。
仙台での３連戦初戦はまたも敗戦。カード負け越しという「悪癖」がまたも顔を覗かせているのか？という不安が残る初戦となりました。

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西武　１００　０００　０００　＝ １
楽天　０００　０５１　１０Ｘ　＝ ７
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先発マスクのドラ１・森友哉くんが一番に注目されました。
捕手として・扇の要として「踏ん張る！頑張る！」姿は、十二分に分かりました。そんな面では森くんのスタメンデビューは良かったと思います。

勿論、配球面や打者の様子を見ての間合い面などは、今後もっと勉強して・経験して・財産として自身の中に築き上げる事が必要なんでしょうが、それを森くん自身が「確実に理解している」「課題として分かっている」「今後の成長目標としてしっかり捉えている」ように見えた試合での姿と試合後コメントがあった事が嬉しかったですし．．．
・・・先発マスクを被った＆４回まで無失点で抑えた＆盗塁も刺したなどに「全く浮かれたところがない」のは、並みの選手じゃないな、と思えましたよ。だから「しっかりとしたスタメンデビューぶり、おめでとう！」と言いたいのが、私の本音です。


それにしても結果が「こんなにも大敗」となった事に関しては、如何にも残念です。
ライオンズが「弱っちいチームの野球」を見せた事が要因としか言えませんが、その余りの弱っちさは哀し過ぎる。

先発の藤原良平くん。スイスイ行ってる時は申し分ないんだけど、ちょっとでも「ピンチの匂い」がすると突如委縮して・固まってという姿に変貌しちゃう弱さは一体何なんだろう？
毎度毎度「相手チーム攻撃の波に『あーれーっ！』と叫び（嘆き）つつ、無抵抗状態で一気に押し流される」というキャラは返上しないと、キャリア的にも・年齢的にもまずいよなぁ。

そんな藤原くんが残した満塁ピンチでリリーフした武隈くん。
藤原くん以上の飄々具合は、武隈くんの元々のカラー・武器なので問題ありませんが、昨日の試合はそれが精神面・マウンド姿だけに留まらず、

「投げる一球一球自体が飄々とし過ぎ」
「球自体が『開き直っている』とはどういう事やねん？」

と感じました。
・・・楽天の藤田くん・岡島くんという左打者二人と対戦して．．．
・・・ツーベース＆スリーベースを浴びて降板だなんて．．．
・・・まさに「一体君は何しにマウンドに来た？」を象徴する姿の武隈くん．．．
とにかく武隈くんの、

「捕手が外角低めに構えても、真ん中高めへ投げちゃう」
「捕手が外角外すコースを要求しても、真ん中高めへ投げちゃう」

という姿には、

「　調　整　機　能　が　壊　れ　て　し　ま　っ　た　バ　ッ　テ　ィ　ン　グ　マ　シ　ー　ン　か　っ　！？　」

と突っ込みたくもなる程で。
それは、以降リリーフした小林宏（コバヒロ）さん・中郷さんも同様で．．．哀しい。
こんな「踏ん張り・粘り不足」「開き直りという言葉を間違って体現しているとしか思えない」中堅・ベテラン投手が席を占めるブルペン陣では、いくらチームとして今後の逆襲を期しても苦し過ぎるかもなぁと思った哀しさが残りました。


そしてそんな投手陣になってしまっている要因として一番に大きいのは．．．「打てない打線・得点機を悉く潰してしまう打線」である事は間違いないと思います。

とにかくチャンスは作れどあと一本が打てない。まさに「タイムリー欠乏症」といったところ。
勿論ライオンズに限らずどんなチームだって「チャンスを潰す」事は、当たり前のようにある訳ですが。
それがライオンズの場合「抜きんでている」としか言えません。

「チャンスでは常に打てよ、とは言わないからさ」
「毎試合タイムリーを重ねて４点以上は取れよ、とも言わないからさ」
「せめてさ．．．」
「　世　間　並　み　・　他　球　団　並　み　・　プ　ロ　野　球　レ　ベ　ル　、　く　ら　い　は　打　っ　て　く　れ　よ　」

そんな「願い事」をした試合後でした。



とにかく６月以降は「リーグ３位・ＣＳ出場を狙うのみ」というスタンスの獅子軍団。
ようやく先週、３位・日ハムに３.５ゲーム差というところまで来て「・・・ちょっとだけ背中が見えてきたぞ．．．」と、改めてやる気になる獅子軍団に期待したのですが．．．
・・・気づけば．．．
・・・３位・日ハムとのゲーム差は７.５．．．

「気合が入り直って然るべき・一気の反攻態勢になって然るべき一週間で」
「逆にゲーム差が倍以上に開いとるやんけっ！？」
「背中が見えた瞬間に、逆に一気に引き離されるなんてどうゆうこっちゃ！？」

一体なんなんだ？これは？
ライオンズファンとして愕然とした気持ちになる私の頭の中に、突然一つのコメント（名言（迷言））が思い浮かびました。

「肘も擦りむき、膝も擦りむいて、やっとのことで起き上がって」
「国立競技場を一周して外へ出たら．．．」
「もう、ロサモタの姿が見えない．．．」

パンチ佐藤さんに励ましてもらいたいな・そんな意表をつく刺激でもないと吹っ切れないなチームもファンも．．．と妄想した夜でもありました。


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