相内誠くんは「度肝を抜く大物だ！」と．．．希望を感じたのが不思議

埼玉西武ライオンズの今年初めての対外試合となった、昨日の韓国・斗山戦。
岸くん・牧田くんや、栗山くん・おかわり中村くん・セラテリさんなど、主力陣の多くが高知・春野のキャンプ地で調整していて不在ですので、試合はある意味で「一軍を狙う選手たち」の競争の場となりました。

そんな中で迎えた「開幕」とも言える記念すべき日の先発を任された相内誠くんが凄かった。
４回を投げて１０安打７失点だった訳ですが．．．

■３回まで２安打無失点
■４回に四球を挟む７連打（イニング８安打）を浴びて７失点

・・
・・・
・・・
「　派　手　す　ぎ　る　っ　！　こ　の　落　差　が　っ　！　」

この落差は勿論相内誠くん自らが招いたものではありますが、田辺監督も言っていた通り、キャッチャーを務めた森友哉くんにとっても「イニング途中でメッタ打ちの流れを止められない」という面で課題として残ったでしょう。
今シーズン、炭谷銀仁朗くんを追いかけて先発マスクを争う事になる森友哉くん。おそらく「代打出場して、ゲーム終盤のマスクをかぶる」という場面もあるだろう事が想像できる訳ですが、

「試合終盤に、多くのリリーフ投手陣をリードする」

という立場で信頼感を得るには、「イニング（試合）の流れを相手に渡さない・逆に相手から奪い返す」というキャッチャーぶりを見せる事が必要。
森友哉くんには、このオープン戦期間に可能な限りそんな面での能力を開発して、「キャッチャーとしての引き出しを増やす」事を目標に頑張って欲しいと思います。（・・・何事も経験！という事で．．．）


さて。
他球団（ヤクルトを除く１０球団）がオープン戦開幕初戦を迎えていたこの日、ライオンズは所謂「練習試合」だったので、マスコミ的にはニュースバリューが低い位置づけだった筈。
なので、相内誠くんが同じ７失点をするにしても、

■もしも「初回に３失点・２回と４回に２失点ずつ」とか
■もしも「初回に４失点・３回に３失点」とか

みたいな状況だったら、各マスコミも「誠、立ち上がりに課題」「誠、期待に応えられず」程度の記事で、それは試合終了後の他球団のオープン戦初戦のニュースに埋もれてしまったのではと思うのですが．．．
・・・この超がつくほどの落差を見せた４回裏があったために．．．

「　他　球　団　の　試　合　経　過　を　差　し　置　い　て　」
「　『　大　炎　上　』　の　見　出　し　が　躍　り　ま　く　る　」

という状況になっちゃった。異常に目立っちゃった。（笑）
単なる練習試合をこれだけ注目させる＝記者を喜ばせる結果にしてしまった相内誠くん。
・・・何と言いましょうか．．．
・・・期せずして常に目立ってしまう個性というか．．．

ファンとしては、これも相内誠くんのカラーだと思いたい。
とにかく常にファンや記者を含む周囲の「度肝を抜く」というのがカラーだと思って、次回登板の機会は勿論ですが、その先の公式戦一軍マウンドでは、

「　流　石　、　誠　！　」
「　度　肝　を　抜　く　怪　物　級　の　圧　巻　ピ　ッ　チ　ン　グ　だ　！　」

となって欲しいですし。
個人的には、昨日のピッチングを見てそんな予感＝相内誠は大物だという予感もして、納得＆希望も感じているワタクシです。（・・・これは決して負け惜しみではありません、本音ですよ（笑））


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