野老の里

奥武蔵をメインに日帰りの山歩きを中心としたブログです

今日の一曲 Margaret by Kevin Ayers

2011年08月23日 | 今日の一曲
Kevin Ayers "Margaret"


http://www.youtube.com/watch?v=rZJXe9g_6Fc

前回に続きまして今回も「今日の一曲」でございます。
なかなかねぇ、山に行けないんですよ。
お盆の頃はウチも今年は初盆でしたし、そんなときに山に遊びなんて行ってられる訳がなく。
そしてお盆を過ぎたら今度は天候不順とタイミング悪いんですよね。
でもテントを買ってしまったので、何とか9月にはどっか縦走に行きたいなぁ…。

さて今日は1971年に発表されたケヴィン・エアーズの
アルバム"whatevershebringswesing"から"Margaret"を取り上げてみました。
ケヴィン・エアーズは元々はイギリスのサイケ・プログレバンドSoft Machineのベース・ヴォーカルで、
脱退後はプログレというよりはポップ寄りの作品を出し続けています。
私個人としてはソフト・マシーンというバンドは
オリジナルのメンバーが抜ける度につまらなくなったという印象があります。
サイケデリックな訳のわからなさが好きだったんですけれどもね…。
単なるジャズロックバンドになっちゃって。
"Fourth"辺りからは酷いもん聞かされたって感じは今でもあります。
まあKarl Jenkins加入後のソフト・マシーンは結構好きではありますが。

そんな風に"Fourth"や"Fifth"に酷く失望させられた身には
やはり脱退したメンバーの作品のほうが数倍面白く感じられる訳です。
その中でいち早くポップな路線を打ち出したのがケヴィン・エアーズなのではないかと思います。
この"whatevershebringswesing"というアルバムでもプログレっぽい複雑な曲が一部にありますが、
どちらかといえばアルバム表題曲のような親しみやすいメロディのほうが印象が強いものです。
この"Margaret"も親しみやすい静かなメロディと可愛らしい歌詞がとってもラヴリィな一曲。
特に中学生辺りでもわかるくらいのシンプルな歌詞がとても良いのです。
大抵は"Whatevershebringswesing"なんかが有名でよく取り上げられるのですが、
私みたいにあまり頭の良くない人間にはこのくらいのシンプルさがちょうど良いのです。

最後にジャケを。
うーん、卵から赤ん坊が生まれるってのはなかなかホラーですね。

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