時のしずく

COCCOのフォトダイアリー

ダニエル・コフリンさんのヘブンライブ(2014/2/28)   Daniel Coughlin Heaven Live   

2014年03月08日 22時45分35秒 | 音楽
2/28に有楽町の国際フォーラムで行われたダニエル・コフリンさんのヘブンライブ(ストリートライブ)に行って来ました。

実は少し遅刻してしまいました。いつもはずっと早く来て、始まるのを待ってることが多いのですが・・・。
有楽町の国際フォーラム口の改札を出たら、すぐ歩道の向こうにダニエルさんがギターを弾いてる姿が見えました。
初めて上野公園で聴いてからもう5年も経っているのに、姿が見えただけでドキドキです(#^.^#)

「飛行船」の終わり近くのメロディが聴こえてきました。
そんなに遅れてはいないので1曲目か2曲目だと思うのですが・・・。
昨日まで天気が悪かったのに、すごく綺麗な青空が見えました。それではじめの頃に「飛行船」を持ってきたのでしょうか?



ヘブンライブの常連さんたちが前の方に並んでいます。
何人かに挨拶して、今日はダニエルさんより向って右手に立ちました。
ここはスピーカーが向いている方角なので、音を綺麗に聴こうとするには良い位置です。
指の動きをしっかり見たい時は左手に立ちます。

今日のギターはいつものグッダール・ジャンボ。
ダニエルさんがグラスネイルで補強した指(爪)で爪弾くと、透明感があって水晶のようなキラメキの音色が広がります☆ ☆  ☆彡
それにギターが大きいからなのか、低音の響きも深くって、心の奥深いところに届く感じです。
さっきまでのドキドキがおさまって、今度は生でダニエルさんのギターを聴けたって言う嬉しさが湧いてきました。
ほんとに嬉しい♥



この日のヘブンライブは翌日、福島のブリティッシュヒルズでディナーショー(というか宿泊とライブのセット)が催される予定でしたので、その腕試し的なライブでもあったようです。
いつもよりたくさんオリジナル曲を弾いてくれたし、今までストリートでは弾かなかった曲も弾いてくれて、とっても内容が充実していました。
それに、天気も良かったのでたくさんの人が立ち止まって聴いてくれて、CDを求める人もたくさんでした♪
ダニエルさん、いつもよりのって気持ち良さそうに演奏してました(=^ェ^=)




◆この日のセットリストです◆  ※はオリジナル曲 私が聴いたところからなので何曲か抜けているかもしれませんm(_ _)m  

※飛行船
※Future
※Kanawa
・Kanon(パッヘルベルのカノン)
※Kokaji
※genji
・22才の別れ
※Trap
※Re-rise
※Unbreakable
※Antonio
※三銃士
・フィガロの結婚(ダニエル・コフリン編曲)
※指輪物語
※Fuego
※Future(2回目)


◆印象に残った曲は・・・◆

○最近のダニエルさんを特徴づける和風3曲のうちの「Kanawa」が弾かれたとき、情感たっぷりの演奏にゾクッっとしました。
能の宝生流の家元に請われて、能の「金輪」の舞台のために作られたのですが、女性の情念がテーマになっています。
ダニエルさんは以前のSKスタジオでのライブで「観客のおじさんに「これ、本当に君が作曲したの?」と聞かれてうれしかった。」と言ってました。「若い男性がこんな女性の感情を表現できるなんて」って私も思います。・・・繊細な感性の持ち主じゃないとこんな曲は作れないでしょう。
他の和風の曲、「kokaji」は印象的なメロディと鼓をイメージするハンマリングがあいかわらず素敵。「genji」も幽玄な風景が浮かんできて、これも弾いてもらえないと寂しい曲です。

○この日の「Trap」はいつにも増してドラマティックでした。聴いていると『大海に乗り出した船が様々な試練を受けながら航海を続けているような』そんな映画を見ているように感じました。本当にドキドキしました。
「Trap」と同じく、初期の代表作「三銃士」も弾いてくれました。本当に生で久しぶりに聴くので嬉しかった。聴いていたら、2年前に恵比寿ガーデンプレスの中庭で行われたコンサートでめちゃくちゃかっこよく弾いた時のことが思い出されました。

○今回、驚いたのはホールライブでしか弾いたことのない「フィガロの結婚」と「指輪物語」を弾いてくれたことでした。
どちらも室内が似合う曲だとは分かっていますが、青空の下で聴けてとってもうれしかった!
さすがに超難曲の「フィガロ」は指がたどたどしい部分があって、何回も「ガンバレ」と心の中でつぶやいたのだけれど----「応援しながら聴くギターってどうよ。」と言われてしまうかもしれませんが---本当にうれしかった。
(ブリティッシュヒルズでも弾いたそうですが、大丈夫だったかな?)



以上です。
今まで、きちんと、ダニエルさんを紹介していなかったような気がします。
プロフィールも載せておきます。

ダニエル・コフリンさんのプロフィール◆
本名 コフリン ダニエル エドワード Daniel Edward Coughlin  
12月9日 東京都生まれ、福島県育ち
中学時代よりギターを始めバンドを組む。バンドではベースを担当。
高校卒業の頃よりアコースティックギターでのソロ演奏を独学で始める。
2003年より東京在住。ギター1本でどこまで表現できるか挑戦しようと、ストリートライブ活動を開始。
2004年東京都が運営する「第4回ヘブンアーティストオーデション」に合格しヘブンアーティスト(音楽部門)に認定される。
現在、都の施設でのヘブンアーティスト活動や、ライブハウス・レストランでのライブ、そしてさまざまなイベント出演等 多岐にわたる活動をしている。

※ダニエルさん自身がお勧めしているダニエルさん紹介レポートがあります。でぃおすじこというブログの記事で、ダニエルさんのお知り合いが書いています。
興味のある方は読んでみてください。



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