これまで"アレ"と呼ばれていたのはコレです。
正式名称「LikeTwoFiveES」(ライクトゥーファイブイーエス)
ライク2.5エラストマーを進化させた後継モデルです。
カラーは全10色
ライクエラストマーシリーズはワーム素材のLikeと全く同じ形状です。
もともとのLikeは亀山ダムがまだまだワカサギパターン全盛だった頃に開発しました。
2.5はノーシンカートゥイッチ。3インチは表層ピクピク。
当時の亀山ではこれがメインの使い方であり、かなりの数のバスを釣りました。
ワカサギパターンでは40cm800〜1,000gが比較的、数釣れる時代だったので、ワカサギパターンの攻略はその時代の亀山では絶対に必要でした。
正直、自分がワカサギパターンの基礎を練習したのはこの時です。
最初はボイルなんて全く釣れなかった…
焦ってしまってキャスト全く入らないし…
今では想像出来ません笑
その後、亀山ダムのワカサギパターンは下火に。ブルーギルの時代を経てワカタ稚魚の時代に変わっていきました。
しかし、全国的には冬のワカサギ釣りが盛り上がり、ワカサギの放流が行われバスフィールドもワカサギレイクが増えていきました。
Likeが広まったのもこのタイミングですね。
最初のLikeはノーシンカートゥイッチ全盛期に開発したので、とくに2.5インチは直線的であったり、トゥイッチで飛ばす動きを出しやすくしています。
しかし、魚探の発達と共に全国のワカサギレイクでは釣り方が急激に変化していきました。
この変化に対応したのがLikeESです。
早い動きに対応する既存のライクと真逆。静の動きに対応させています。
既存のLikeとの違いをあげてみます。
①形状が全く違います。特にテール部分。
②胸ビレにシンセティック
③素材はエラストマーですが、ライクエラストマーとは異なるエラストマーです。
暑さによるダレや、テール先端同士が張り付いてしまう事が少なくなっています。
また形状にこだわり過ぎた為、塩は入っていません。正確には塩を入れられないくらいに形状にこだわりました。
大きくはこの3点ですが、この違いによりフォールではグライダーフォールをしてくれて、水中ではロッドアクションを加えなくても漂いバスを誘い続けます。
もちろんシェイクしたらテールはより細かな波動を発生させます。
適合フックはホバストならスーペリオHSフック#6〜#4。ネイルシンカーは1.8gまで挿入可能。
マス針ならMⅡフック#8〜#5をセッティングで使い分けます。
ロッドはマイクロベイトスペシャルと60SUL-ST。
PEはソルトウォーターフィネスPE X8の0.3号。リーダーは4lb。
先日の入鹿池の時に全てのバスをキャッチしたタックル。
この時のラインはスーパートラウトエリアインフィニティPE X8の0.3号
ルアーだけでなく、フック、ロッド、ラインまでを含めたタックル全体が重要になってくる釣りです。
誰もが使いやすいルアーでは無いですが、ワカサギレイクのトーナメントに参加される方には絶対的な存在になると思っています。
リリースは2025年4月を予定しています。
これでLikeシリーズは、動と静のアクションをより明確に使い分ける事が出来る様になりました。

