goo blog サービス終了のお知らせ 

昼行灯(だった)トキの大雑把なひとりごと

クレヨンしんちゃんよりもユルく生きていた(当面過去系)私の備忘録と、大雑把なひとりごと。時々細かく語ることも。

シゴトについて

2006-09-05 21:57:26 | ものおもい
 幸いにして、同世代の平均からすれば我が家の雇用・報酬事情はよい方だ、といえるでしょう。(「雇用されているヒト」の中では、というのと、「雇用の安定度+報酬」の合計値、という条件です。)
 しかし、わが業界も今後は雇用が流動化しそうな雲行きです・・・。
 さて、この問題で何度も引用するのですが、今回も「酔うぞの遠めがね」から。

>今の状態では「タダで働く人がいればその方がよい」とか言い出しかねない。

 経営者は実際そう思っているのでしょう。そしていまの政治体制ががそれを容認しているのは間違いない。
 私は組合活動自体は「ウザい」と思っていましたが、ここ最近の社会情勢はは賃金労働者にとってあまりにも辛すぎる。いまは、組合活動というものがもっと見直されてよいと思っています。(でも、やはり自分は積極的に参加する気にはなれませんが)
 いまの日本は「経営者」か「投資家」でないと十分な稼ぎを持てない社会を目指しているようです。いうなれば「山師の世界」。これで、正常な富の蓄積と配分ができるのでしょうか?(出来ないからこその「ホリエモン」「村上ファンド」ではなかったか、という気がしますが)
 自民党総裁候補の方が「再チャレンジ支援」等と言っていましたが、みんなを「山師」にしてどうしようというのか?ゆとり教育で学歴による過当競争を「改善」したと(いや、してないか)、今度は「稼ぎ」でより激烈な競争をさせようとしている。富める者は「宇宙旅行」ができるまでに富み、貧しい者は生活費や公租公課による負担がますます重くのしかかる。もっとはっきり言えば「生きられない」。
 前から言っていますが、企業が苛烈なリストラで業績を回復させたのであれば、税収はそこ(法人)から増やすべきでしょう。いまの政策はなぜ「無いところ(家計)から取る」ことにこだわるのか?逆に「家計から取る」のであれば、企業の収益がきちんと家計に再分配されるような施策を行うべきです。人件費が「ゼロを目指すコスト」と考えられている現状は異常です。何とかならないのでしょうか。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。