うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

土浦町元標:1丁目1番地

2020-10-03 07:00:00 | 散歩

茨城県南部、土浦市。牛久のとなり。

田子の浦部屋、高安のふるさと。

今は隣のつくば市の方が有名で、すっかり地位がさがってしまった。

 

土浦市の中央1丁目の交差点片隅に、ひっそりと

土浦町元標の石柱が立っている。となりに桜橋の石柱。

 

 

日本橋が江戸の原点・起点だったように、

土浦も桜橋が町の原点だったらしい。

水戸街道の中継点として栄えたことでしょう。

 

と、書いたが、

道路元標は大正8年(1919年)に道路法に則り、全国に配置されたとのこと。

確かに、となりの桜橋より大分新しい。

いずれにしろ、土浦市の中心部であったことは間違いない。

 

桜橋というが、いま川はない。

昭和初期に暗渠として埋め立てられてしまったそうだ。

交差点の下にはレンガ造りの橋が埋まっているという。

江戸時代は何重にも霞ケ浦から引いた堀や桜川で囲まれていた。

 

昔は水の都みたい?。

そのかわり、今のベニスと同じように、水害も頻発したらしい。

でも、風情のあるよい町だったのだろうと思いをはせる。

 

ではまた、ぶらり。

 

コメント
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