うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

確実園:牛久で100年

2022-05-22 18:00:00 | 自然

牛久駅ちかく、国道6号線沿いにある園芸屋さん。

確実園。

その土地で確実に育つものしか植えない売らないので確実園と名付けたそうだ。

看板はかなりくたびれている。

でも昔からあるので、勇気を出して寄ってみた。

アジサイ祭とか書いてあってアジサイのポットが売られている。

珍しい、きれいなアジサイがあるが、けっこういい値がする。

聞くと、パテントがとられているのは高いそう。

奥は薄暗い店内。なんとなく怪しい空間。

 

ただし、ここのご主人はNHKの趣味の園芸やマツコにも出演されたそう。

けっこう有名人らしい。

本もたくさん書いているという。

 

正面の窓にはフジ棚ではなく、カーテンレールのように窓にパイプを組んで這わせてある。

エスパリエというそうだ。

海外ではリンゴなどの果樹もこの仕立て方があるという。

日本ではあまり見かけない。

フジもたくさん種類を集めているそうだ。

 

 

裏は大木の生い茂る林。

その林床に、苗木のポットが並ぶ。

開発中の品種なのか?

 

近くのジョイフル本田などはいつも多くの人が苗を手に並んでいる。

ここは特殊な苗しかないのかも知れない。

しかし園芸一筋のようなご主人を信頼して確実によいものを求めてくる人がいるのでしょう。

廃墟の奥でひとり花の品種を育種しているなんて、ちょっとかっこよい。

草に埋もれたお店の秘密を知ったようにおもう。

 

ではまた、ぶらり。

 

 

 


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