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うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

天台宗般若院(龍ケ崎):しだれ桜の老木

2020-03-31 15:00:00 | 神社仏閣

コロナウイルスで東京では花見もままならない。

日本人の生活ではサクラを見ないで春を過ごすと、大切な忘れ物をしたような気がする。

 

茨城県南部、龍ケ崎の市街地、根町にある天台宗般若院(はんにゃいん)。

その境内にあるしだれ桜が有名と聞いて,訪ねた。

 

このしだれ桜は樹齢400年といわれ、樹高10m、目通り5m程度のエドヒガンという品種。

全部咲き誇って、空をおおうと見事。

花の色味は比較的淡い。枝のくねくねも趣がある。

老木だけあって、ほとんどの枝がささえ木で下から、または支柱につられたワイヤーでつられている。

ちょっと痛々しい。が、大事にされている証拠だろう。

 

それほど広くない境内。となりが墓地なので、見学のみなさん滞留時間は短い。

入れ替わり立ち替わり人が来る。カメラマンも多い。

 

車で行っても平日なら境内に数台とめられるが、狭い。

市役所の駐車場に停めて歩いて行くと、10分程度でつく。

 

 

この寺、天元元年(978年)に道珍法師によって創建とある。

龍ケ崎市のホームページをみると、詳しい説明があった。

天正1573から江戸時代末期までかなり勢力をもった寺だったという。

「3代将軍・徳川家光のとき、雨乞いで江戸の大干ばつを救ったとして「虎の尾」を拝領」とある

このあたり(龍ケ崎の市街地)はすべて寺領で修験道の道場だったらしい。

牛久にくらべて政治や文化は龍ケ崎が格段と上だったのでしょう。

 

しかし、安政3年(1856年)、暴風雨で壊滅的被害を受けた。

そして、再建されたのが昭和38年(1963年)とある。

100年以上もたってからの再建。どうしてこんなに時間がかかったの?

 

ではまた,ぶらり。

 

般若院

茨城県龍ケ崎市根町3341

35.911766, 140.188409



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