うしくの辺り:魅力度最下位? 茨城県の南部

茨城県の牛久市を中心に、散歩やドライブで見つけた素敵な場所や不思議に思ったことをつづった。魅力度最下位茨城の地味な魅力。

出島の椎:かすみがうら市の古木

2022-09-11 13:00:00 | 神社仏閣

出島村。長崎ではない。茨城県。

今はかすみがうら市。

「出島の椎(しい)」と呼ばれるスダジイの老木がある。

すれ違い不可の狭い道を行くと、山門が立派な長福寺がある。

その横にこんもりとした樹がそれだ。

茨城県の天然記念物になっている。

入り口の山門は立派だが本堂はふつうの民家風。

それでも、シイは特別な存在のようで、この集落の大切にされているようだ。

この時期、ちょうど白いお札がペタペタ貼られていた。

このシイの周りを一回りすると、四国48箇所霊場を回ったことになるそうだ。

檀家さんの名前が入ったお札はそれにあやかったのだろうか?

 

ならんでいるお地蔵さんはかなり風化しているものもある。

江戸時代から並んでいるのだろう。

 

シイの木の横にある小屋をのぞいてみると、いらっしゃいました。

どなた様でしょう。

真言宗のお寺です。空海でしょうか。

 

さびれた山村風景であるが、かつては大きなお寺だったという。

市のHPには「万葉集の研究家で知られる恵岳(えがく)は、この寺の住職であったといわれています。」

「コトバンク」によると、

恵岳:1719-1789 江戸時代中期の僧。享保(きょうほう)4年生まれ。真言宗。江戸弥勒(みろく)寺の恵教に師事。常陸(ひたち)(茨城県)の長福寺をへて,宝暦4年常陸楽法寺の住職となり,同寺を再建。和歌や書道にすぐれ,「万葉集」の研究で知られる。

だそうです。

夏の終わりの霞ヶ浦周辺ドライブであった。

 

ではまた、ぶらり。

 

 


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