本日の一冊。志村むくみさんの一色一生。
タイトルどおり、一色の追求に生涯かけたすごい人。日本人の昔からの色彩感覚や、日本工芸など様々な色を考えさせてくれる良本でした。
一色一生 | |
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求龍堂 |
今日の一冊。
1999年の共著。
3人ともいいオヤジなんで、どうしても「最近の若者論」的な事が出てくるww
しょうがないが、自分は気をつけよう。
共に1940年代生まれ。と、いうことは青春時代は60~70年代てことと、この共著が90年代なんで、あのエアーマックスやGショックやGパンのプレミア時代を見て書かれたもの。
こと、松山猛氏は時計業界でも有名。やっぱり機械式大好き人間で、あのクオーツショックの70年代に安くなった機械式を買い集めてた人間。90年代以降の機械式ブームを支えたのは、上記の様に機械式時計の底時代に大量に時計を買った人なんだよな。
昔話多数だけど、さすが年の功でウンチクがちりばめられていて楽しい本。
クオーツは一生モンになりえない様に書かれていたのが唯一残念。一生モンにならない多数のアンティーク機械式もあるし、このSEIKOスーペリアの様に一生モンになりうるクオーツだってある。
一生モン―人生の質を高める逸品 (黄金の濡れ落葉講座) | |
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講談社 |
今日の本はこちら。
骨董好きの著者の四季の楽しみ方が読んでいて面白かった。
現代の様に電化製品で四季を蹂躙するのではなく、四季と歩く生活に好感がもてる。
例えば夏はクーラー、扇風機、ではなく、風鈴や染付けされた皿など、体感ではなく、五感で涼しさを感じる感性。。
この本のおかげで夏の服装の色遣いが変わっちまったな。。
雪花風月―佐藤禎三の遊び暦 | |
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淡交社 |
さて、また来週にある骨董市に向けてこいつを読もうw
時計についての記事は無いのだが、伊万里や着物を中心に、掘り出し方、の説明が多くて嬉しい内容。こと専門書だと前置きが長くてイマイチワクワクしないのだが、これは中々読み応えあり。
骨董市へ行こう!―使える骨董のススメ (淡交ムック―ゆうシリーズ) | |
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淡交社 |