SOOサンの航空通受験体験記
(よもやま話)その2
呟き3:やった!これだよ!!
「何とかせねば」と言う思いと「勉強の仕方が上手くないなぁ~
」という軽いボヤキ…
多少凹んだ気分のまま、今度は法規の問題を解いてみる。
結果は言わずと知れた。大体、用語の意味が全く解らん…
「責任航空局?義務航空機局??……責任って?義務って?…
はぁ~っ??」
これじゃ点数取れる訳がない…意味どころかイメージさえも思い
つかない…(汗)
「よっしゃ!用語だけでもちゃんと調べて理解しよう」といつも
のネット検索開始…
検索ワードは「義務航空機局」…
お役所サイト備え付けの法令文等が頭から引っ掛かり、上から10
番目位に目に入って来たタイトル…
「楽して合格 航空無線通信士(法規の用語解説)- 開講:平成1
9年10月 ..」迷わずクリック…「楽して合格」…「魅力的」かつ
「誘惑的」な言葉…どんなサイトだろうか??…
期待通り、用語解説のページが表示され用語解説があるのはもち
ろん、ページの最上部には 「開講:平成19年10月 ”航空無
線通信士合格塾”・・・・」と言う表示…
「E‐ラーニング」の類なのかと思い、またそれも期待しつつ興味
津々で「最新記事」、「カテゴリー」等のリンクをクリック、各
項目を表示し内容を読んでみる…
無線工学の記事を中心に閲覧…技術解説にありがちなごつごつし
た表現(あくまで個人の印象です)ではなく、日常の話し言葉の説
明で解りやすい。必要に応じて図やグラフ…それも説明の補完に
留まらず、理解を助けるためのモノも…が挿入してあり更に効果
的に使われている。
5ページ位読ませて貰い、一言…「やった!これだよ!!」
「この講習を受けて勉強してみるかな」と決意…(これが入会のき
かけとなる)
「2012年2月受験講習は 8月にスタートしている」、「受講は会
員制」、「随時入会OK」と言う事を確認。
「善は急げ」の思いで、サイトの案内にある連絡先にメールで連
絡…
早速、主宰TOITA様より丁寧な返信を頂く…
講習に関するシステムの詳細な説明や入会案内などと共に、更に
この返信には「現況に関する分析」や「心強いアドバイス」の併
記もあり、「捕らぬ狸の皮算用」状態にも関わらず、「妙に気が
楽になり、俄然やる気が盛り返してきた瞬間」となった。
8月の講習まで遡って全講習履修で入会手続きを行う。
但し現実の問題として「講習はかなり進んでいる」…(軽い焦り)…
「どう進めるか?」を考えねば…
手続きを終えパスワードを頂き、いよいよ「航空無線通信士合格
塾」受講生として再スタート…
呟き4:年末までに無線工学の履修を終わらせよう
平日でまとまった時間が取れない事を口実に、最新の内容やちょ
っと前のページの内容をゆるゆると履修…このままではせっかく
の環境が「もったいない」状態に陥ってしまう。
数日後、パスワード入手後の最初の週末…
「計画を立て本格的に進めなければ…」との思いで、具体的な目
標を設定する。
まずはサイト全体を閲覧して目標設定のための感触を掴む。
・カリキュラム構成と全体スケジュールのイメージ
・1講習の時間的ボリューム(平均すれば1時間程度)…当然難
易度によってバラつくだろう
・ひと月の講習日数(大体25日程度)…法規も加わるので無線
工学の講習は概ね6割ぐらいか?
・8月の講習ボリューム…中旬スタートなので実質半月程度のボ
リューム
大体のイメージが解ったところで、大ざっぱに…
「年末までに無線工学の履修を終わらせよう」とスケジュールを
立ててしまった。
調べた内容からざっくりと状況を判断し…
・ひと月大体15時間程度の無線工学の講習が行われているよう
である
・各講習のボリュームは1時間
・既に現時点(12月第2週の週末)では、9月、10月、11月と
8月、12月初頭分が終了。
非常に大ざっぱな「読み」として、「60時間程度」をこなす必要
があると想定…
この時間をうまく調整出来れば「年末までに無線工学の履修を終
わられそうだ」…
12月分の現時点以降の講習については積み残しとなるが「これは
どこかで吸収できるだろう」…
「ネ」がいい加減な部分もあり「ギスギス」の計画(何月何日に第
何章の何項と言う具合)で進めても「きっと途中でポシャる」…と
も思い、「平日」と「休日」の「目標時間数」だけを設定。
以下を目標値として進めればなんとかなるかな…
・平日は(月曜から金曜の合計目標として)8時間程度(何とか
クリアできそうな値)
・休日は(1日の最低目標)4時~5時間程度
という期待して良いのか?悪いのか??…かなり「いい加減」な
スケジュール…まずはやってみましょう…
早速準備に取り掛かり…(準備の意識だけは立派だ…(笑))…
最近は何処へ行くにもノートPC持参で、セミナーや説明会なんか
の受講記録や、打ち合わせの議事録作成などを、その場で打ち込
みながら終わらせちゃう…という現代的な人たちをちょくちょく
見かけるが、「紙と筆記用具」が「聞き取り&記録には一番」と
いうより、それでなければ「落ち着いて進まない」という超レト
ロ人間のため、今回の履修に関しても当然「紙」と「シャープペ
ン」…
まずは「航空通信士合格塾」第9期第1章(アンテナに関する講習)
の全ページを印刷する。
講習内容をざっくりと眺めた時に感じていたのだが、文字通りユ
ニークなカリキュラム編成…TOITA様の長年の経験かそれとも他
に意図があるのか…編成も毎回異なるようなのできっと「企業秘
密」のようなモノがあるに違いない…
「ガラス棒と乾いた絹の布を用意して擦り合わせると静電気が云
々…」の出だしなどとは月とすっぽん、「食いつきの良さ」は雲
泥の如く(あくまで個人の印象です)…
過去にも目に触れ記憶に残っているが、静電気の説明に「ガラス
棒と絹の布」が「水戸黄門の印籠」を連想させ、またなんだか「
時代」を感じてしまう…実験するにしても「下敷きを頭に擦りつ
けると云々…」等の方が身近ではないかと…
閑話休題…
印刷後、今後はこれ一本(講習のみ)での学習に集中するため、無
線工学のテキストは本棚へ…
週末2日間かけてじっくりと読み込み、 印刷したページの文章の
マーキングや読みながら取ったメモを印刷したページに貼り付け
る。
どんどん読み込み込んでいくと「アンテナからどのように電波が
輻射されていくのか」というのが動的な現象としてイメージ出来
(あくまで個人の印象です)、更に今まで何気なく屋外のアンテナ
を眺めたりしていたが、技術的なバックグラウンドを伴った上で
見るとまた見方も変わってくる。
「ドップラー効果」についても一般的に「現象」は広く知られて
いると思うが、「どうしてその現象が起こるのか?」が解りやす
く説明されている。
きちんと「理解」した上で「絶対音感」を持ち合わせていれば、
街中で救急車に出会った時、サイレンの音を拾ってそこから救急
車の走行スピードをハジキ出す事も出来そうである…などと言う
思いも湧いてくる。(余談ですが…実際には、サイレン音取得ポ
イント(地点)や取得ポイント数(最低2点必要)、更にこのポ
イント間の距離やその距離の救急車の移動時間、取得サイレン音
を音声周波数に変換する、外気温…等々諸条件クリアすべき問題
があります。)
きっとこのように色々と「意識できるようになる」と言う事が「
理解」なのではないだろうか?と勝手に自問する…単なる「暗記
」では「救急車の速度」にまで意識が届いたかどうか…
第1章を「興味津々」状態でしかもきちんと「理解」できたので
「やり遂げた感」を強く感じた。
この状態を維持できれば、当然つまずきもあるだろうが何とか最
後までクリアできるだろう…
心配なのは時間だ…今となっては注文時に待たされた2週間も惜
しい…後悔先に立たず…
「前途洋々」、「順風満帆」を願いつつ…先へ進む…
週明けの月曜日…週末に使った第1章のプリントアウトを通勤電
車の中で再度眺めようと鞄の中へ…
A4で印刷したため若干大きく扱いにくい…
第2章以降は持ち歩きやすいようにB5で印刷しよう…そう思いな
がら鞄の中で体裁を整える。
更にもう一つ…「試験会場のお供」を考えるなら、ノートを使っ
て開いた状態で、左ページに印刷した用紙を貼付、右ページにメ
モを書き込んでと言うような参考書もどきを一石二鳥で作れば良
かったかなとも…
今度また何かにチャレンジする機会があった時は試してみよう。
いずれにしろ、「書く事でなんとか覚えられるタイプ」なので、
ノートPC片手にオシャレな事は無理な話だ…
--- 次回に続く ---
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