第3章半導体・電子管・電子回路
番外編~トランジスターの
電流増幅率そのその1 ~
前回、トランジスターの原理をご説明いたしました。
ベース電流:Ib が流れると コレクター電流:Ic が流れ
ると言うのがトランジスターの基本です。
Ib の少しの変化で Icが大きく変化すると言うお話をしま
したので電流増幅が出来る事は、 お分かり頂けたと思い
ますがそれでは、どの位増幅出来るのか 4 回にわけて定
量的に考えてみます。
Ib の変化に対してIc がどれだけ変化するかを論じるのが
電流増幅率です。
今回は ベース接地の電流増幅率とベース接地回路の特徴
についてお話を致します。
トランジスターを使った増幅回路には、3 つの種類があり
ます。
1.ベース接地回路
2.エミッター接地回路
3.コレクター接地回路
この3種類の回路の違いは、 トランジスターのどの端子を
接地するかの違いによります。
接地については、前回の記事を参照して下さい。
接地の方式によりそれぞれ特徴があります。
今回は、ベースを基準とするベース接地回路のお話を致し
ます。
「ベース接地回路」は、次回お話をします「エミッター接
地回路」のお話為の準備にもなりますでしっかり理解して
おきましょう。
(1)ベース接地の電流増幅率:α
図-3は、トランジスターのエミッターとベースの間の電
池 Ebe と直列に小さな信号源のViを繋いだものです。
Ebc は、ベースとコレクターの間に 繋がれています。
どちらも、ベースを中心に電圧を掛けています。
ベースが電源の基準 (0 [V])となっていますので、ベース
接地と言います。
※平成25年度の試験より 新回路図記号が 使用されます
ので、トランジスターの記号の丸が無くなりました。
続きは、5 月の「法規」と「工学」のページで お読み下さい。
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