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TPOTAの「航空無線通信士受験塾」第36期無線工学第2章航法支援施設 (4)パルス・レーダーの最大探知距離その2

2025年04月25日 | 「工学」見本記事

               第2章航法支援施設
       (4)パルス・レーダーの最大
          探知距離を伸ばすその2

今回は、 前回に引き続きパルス・レーダーの 最大探知距離
を延ばす方法をお話いたします。

(3)パルスのエネルギーを大きくする

    再度、パルスと搬送波、そしてパルス変調波をご覧下さ
    い。
    パルス変調波は、パルスと搬送波を掛け合わせたもので
       、パルスの電圧が高い時だけ、搬送波が空中線から輻射
       されます。
    パルスの幅:A を広げて行きますと 最終的には、パルス
       変調波は、搬送波そのものになります。
    この状態で輻射される電波のエネルギーは、 最大になり
       ます。
  
    逆に、パルス周期:T を短くして行きます。 T= A ⇒  A
       これまた、パルス幅:A だけになりますので、 搬送波の
   連続になります。
     
  
  結論
  パルスのエネルギーを大きくするには
    ・パルス幅:A を広くする
    ・パルス周期:T を短くする

  注意
  パルス周期:T を短くしますと目標物からの反射波が 戻
  る前に次のパルス変調波を輻射する事になりますので、
  逆に探知距離が短くなってしまいます
  つまり、目標物迄の距離が短くないと、受信されないと
  言う事です。
      
  どの位の範囲迄を探知するかを決めて、その探知距離に
  見合ったパ
ルスの周期にするを決める必要があります。
  
  よって、最大探知距離を伸ばすには、パルス幅を広げる
  事が有効ですが周期との兼ね合いもあります。
  次の(4)項を参照して下さい。

(4)パルス周期を永くする

   
   送信パルス 1 のパルス周期の場合、遠くから戻って来
         た反射パルスを受信してから 次のパルスを送信してい
         ますが、送信パルス 2のパルス周期では、 反射パルス
         が戻って来た時には、 次のパルスを送信していますの
         で、反射パルスを受信できません。
  と言う事は、パルス周期を永くすれば、 遠くから戻っ
  来る反射パルスを受信出来る事になります
  つまり、 遠くの目標物を捉える事が出来る訳です。

(5)アンテナの利得を大きくする
  アンテナの利得とは、何でしょうか?
   利得とは、英語で gain と言います。英語で言いますと
         何となくイメージ出来るのでは、ないでしょうか?
  前回  エネルギーをあらゆる方向へ輻射するイメージ図
         をご覧頂きましたが  電波の場合、電波をあらゆる方向
         へ輻射するアンテナを アイソトロピック・アンテナ
        言いまして、理論上のアンテナで実在しません。
  アイソトロピック・アンテナは  アンテナの 性能の基準
         となり 実在するアンテンは、 このアンテナに対して性
         能を論じられます。
     アイソトロピック・アンテナ は、 全ての方向へ同じ強
        さで電波を輻射するのに対して  実在するアンテナには
        、輻射される電波のエネルギーの  最大輻射方向と言う
        ものがあります。

続きは、4月の「法規」と「工学」のページでお
読み下さい。 

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この場合の学生の意図は、 この講師は、自分の疑問
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