天然砥石を掘り続けて30年

京都・亀岡で天然砥石を採掘して30年。
天然砥石の採掘・販売をしている砥取家です。

削ろう会のメンバーの方にお越しいただきました。

2006-07-06 21:09:03 | Weblog
7月2日(日)、削ろう会の会員の方お二人が試し研ぎにお越しくださいました。

削ろう会とは、鉋を使って出来るだけ薄く、出来るだけ幅広く、出来るだけ長い、鉋屑を出そうという集いです。
鉋屑の厚さを数ミクロン(1ミクロン=1/1000mm)に削り出すには、鉋刃の仕込み、鉋台の調整、鉋刃の研ぎ出し、選りすぐった砥石、そしてこれらを統合する人の技が調和してはじめて可能になるとのことです。

お持ち頂いたかんなが、なんと大きい巨大かんな!

刃だけでこの重さです。
黄板大判と天上戸前30型をお買い上げいただき、写真の巨大かんな用の大判を2本ご注文いただきましたので、製作にとりかかっています。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
   | トップ | 削ろう会 研ぎ体験の風景 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown ( みっきー)
2006-07-18 22:12:59
この鉋の銘はなんだろうな?有名な鍛冶職人さんの鉋だろうか?
返信する
Unknown (Unknown)
2006-07-26 20:09:03
この鉋刃の作者は播州三木の鉋鍛冶

山本芳博氏です。

巾寸法八寸三分です。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事