久ぶりに野球を堪能した。決勝の日韓戦。国の名誉をかけた戦い、気迫溢れる好プレーの連続で見ごたえがあった。
このゲーム、気がつかなかった方が多かったと思うがまたイチローの凄さを見た。それは連覇が決まる得点の入った10回の表の攻撃の時である。あの場面でセンター前のヒットを打つたのは勿論だが、その後である。よくあるガッツポーズなど一切せずあくまでも冷静に普段道理に送球の間に2塁ベースに進み、2塁ベース上で得点が入り湧きあがるベンチに向かって右手の平を下にして上下させ、落ち着いて抑えて抑えて『まだ終わったわけではないんですよ』と手で合図をしていたことだ。あの場面あの状況であの冷静さは私にはとても考えられない…。
今のイチローと同じ歳の頃、大学野球の監督をしていた私の苦い経験、悪夢思い出してしまった。神宮を目指した秋季リーグ戦。勝ち点4どうし、1勝1敗の最終戦。苦戦も9回表に1点を取り、やっと3対3に追いつき延長戦、10回の表流れが来て一気攻撃で4点を取って7対3。若気の至りか、私はもう勝ったと選手と一緒に舞い上がってしまい、胴上げに備えてスパイクを運動靴に履き替えてしまった。おまけに新聞記者のインタビューのことまで考えていた。案の定その裏、気の緩みからか流れが相手行ってしまい、あっという間に5点取られサヨナラ負け。相手監督の胴上げを見る羽目になってしまった、比べるのもおかしいがイチローとは月スッポンである。
原監督の采配、そんな私が言うのもなんだが第2ラウンドから段々良くなったと思う。4年後WBCでも監督に指名されると思う。当然3連覇をお願いしたい。
しかし決勝戦で1つ気になるところがあった、それはイチローの勝利を決めるセンター前ヒットがでた前の場面。内川がライト前、稲葉が送って、1アウト2塁。続く岩村のレフト前で1アウト1塁3塁。続くは9番、ヒット2本盗塁堅守と乗ってる片岡である。外野フライも期待できる。当然そのまま打たすと思っていたら、原監督に耳打ちされて川崎が代打で出てきたではないか。ヒットは勿論外野フライでも良い状況ではあるが、原監督はカウントによってスクイズも視野に入れての起用かと思っていたら、川崎はなんと初球を簡単に打って出て内野フライ…。愕然としてしまった。原監督の耳打ちはなんだったのか? 「初球から思い切って行け」と言ったようにも見えたが真相を知りたいものだ。相手投手は右。川崎は今大会も代打でヒットを打ちバント安打も決めるなど好調ではあったが、韓国からマークされ、非力のため外野フライ狙いは苦しく、前進守備のため内野ゴロで1点は難しい。ヒットを打つしかなく川崎には大変苦しい状況ではあった。川崎は原監督に「カウントしだいでスクイズもあるよ」といって欲しかったように思う。内川と川崎なら極端な話、2ストライクからでも1球でスクイズ決められると思う。原監督には全くその気配はなかった。普通1アウトの時に点が入らなければ入らないケースが多い。2アウトになると外野フライではダメなど条件厳しくなるからだ。
イチローが決めてくれたからいいもののこの回点が入らず、その裏に間違って出会いがしらにホームランでも打たれて負けていたら…。2アウトから打てなかったイチローよりも原監督、川崎が責められていただろう。ここでもイチローは原監督、イチ1の子分川崎を救ったのである。
このゲーム、気がつかなかった方が多かったと思うがまたイチローの凄さを見た。それは連覇が決まる得点の入った10回の表の攻撃の時である。あの場面でセンター前のヒットを打つたのは勿論だが、その後である。よくあるガッツポーズなど一切せずあくまでも冷静に普段道理に送球の間に2塁ベースに進み、2塁ベース上で得点が入り湧きあがるベンチに向かって右手の平を下にして上下させ、落ち着いて抑えて抑えて『まだ終わったわけではないんですよ』と手で合図をしていたことだ。あの場面あの状況であの冷静さは私にはとても考えられない…。
今のイチローと同じ歳の頃、大学野球の監督をしていた私の苦い経験、悪夢思い出してしまった。神宮を目指した秋季リーグ戦。勝ち点4どうし、1勝1敗の最終戦。苦戦も9回表に1点を取り、やっと3対3に追いつき延長戦、10回の表流れが来て一気攻撃で4点を取って7対3。若気の至りか、私はもう勝ったと選手と一緒に舞い上がってしまい、胴上げに備えてスパイクを運動靴に履き替えてしまった。おまけに新聞記者のインタビューのことまで考えていた。案の定その裏、気の緩みからか流れが相手行ってしまい、あっという間に5点取られサヨナラ負け。相手監督の胴上げを見る羽目になってしまった、比べるのもおかしいがイチローとは月スッポンである。
原監督の采配、そんな私が言うのもなんだが第2ラウンドから段々良くなったと思う。4年後WBCでも監督に指名されると思う。当然3連覇をお願いしたい。
しかし決勝戦で1つ気になるところがあった、それはイチローの勝利を決めるセンター前ヒットがでた前の場面。内川がライト前、稲葉が送って、1アウト2塁。続く岩村のレフト前で1アウト1塁3塁。続くは9番、ヒット2本盗塁堅守と乗ってる片岡である。外野フライも期待できる。当然そのまま打たすと思っていたら、原監督に耳打ちされて川崎が代打で出てきたではないか。ヒットは勿論外野フライでも良い状況ではあるが、原監督はカウントによってスクイズも視野に入れての起用かと思っていたら、川崎はなんと初球を簡単に打って出て内野フライ…。愕然としてしまった。原監督の耳打ちはなんだったのか? 「初球から思い切って行け」と言ったようにも見えたが真相を知りたいものだ。相手投手は右。川崎は今大会も代打でヒットを打ちバント安打も決めるなど好調ではあったが、韓国からマークされ、非力のため外野フライ狙いは苦しく、前進守備のため内野ゴロで1点は難しい。ヒットを打つしかなく川崎には大変苦しい状況ではあった。川崎は原監督に「カウントしだいでスクイズもあるよ」といって欲しかったように思う。内川と川崎なら極端な話、2ストライクからでも1球でスクイズ決められると思う。原監督には全くその気配はなかった。普通1アウトの時に点が入らなければ入らないケースが多い。2アウトになると外野フライではダメなど条件厳しくなるからだ。
イチローが決めてくれたからいいもののこの回点が入らず、その裏に間違って出会いがしらにホームランでも打たれて負けていたら…。2アウトから打てなかったイチローよりも原監督、川崎が責められていただろう。ここでもイチローは原監督、イチ1の子分川崎を救ったのである。