桐朋学園大学音楽学部附属「子供のための音楽教室」松本教室

著名音楽家を多く輩出する桐朋学園大学に併設された音楽早期教育機関として松本でプロの音楽家による音楽教育を提供しています。

前期試験

2010年09月08日 | 日記
4月に新学期が始まってから、早いもので6ヶ月になろうとしています。

当教室では、1年間が前期・後期に分かれていて、9月12日は前期の学期末試験の予定です。

年長さんから大学受験生までの生徒の皆さんが、聴音・楽典・視唱の試験を受けます。
また、ピアノやヴァイオリンを受講している生徒の皆さんは、音階やアルペジオ、特別コース生はさらに練習曲も1曲演奏することになっています。

半年で様々なことを学習してきましたが、どのくらい理解できたのか確認できるのはとても楽しみです。

私が担当している小学3年生の男の子のクラスでは、先日の授業で長三和音、短三和音、増三和音、属七の和音、減七の和音の復習をしました。以前の授業で、各和音を半音階でずらしながら、1オクターブすべて弾けるようにしたので、今回は根音を与えて各和音を弾く・書くことをしました。
小学3年生にはちょっと難しいかなあと、恐る恐る始めてみたのですが、ピアノで響きを確かめながらどんどん弾いていたのには驚きました。

子どもは大人が思うよりずっと色々なことに挑戦したがっているのだと改めて思いました。

楽譜の中にはたくさんのことが隠されているので、それをワクワクと楽しんでみつけていかれるような授業をこれからも展開していきたいと思っています♪