うふふなページ

してあった本が入ってきた。
「京都パケ買いおみやげ散歩」
先日の東京編に並ぶ京都編である。
東京編は期待が大きすぎたのかもしれないが、もひとつな感触だったのに反し、今回の京都編は好感触。
パッケージもさることながら、その実際のお土産にもかなりこころ惹かれる。
さすが観光名所京都である。
老舗クラスから、新感覚の一見さんクラスまで、内容は多岐にわたっている。
日本で唯一の金平糖専門店の緑寿庵清水の玉あられの金平糖や、二條若狭屋の不老泉などは、パッケージもさることながらその風味や、浮き出てくるあられのかわいらしさを目にしてみたい。
また漆塗りの箱に入れられ、京友禅の布にくるまれた烹菓（ぼうか）の烏骨鶏ガレット雅などは、そのパッケージも中身も大いに気になる。
「どんだけ美味しくてなんぼのもん。」
だけではない、関西の中でも一線を画す
「京都どす。」
のプライドを感じさせずにはおれない格の高さである。
この本なら買っても本棚で眠ることはなさそうである。
もう一冊借りてきた
「世界のかわいいパッケージ」も、紙好きならワクワクするようなページ構成。
高速道路も1000円になったことだし、憂さ晴らしに都会に遊びに行こうかな。