当別ファイターズクラブ

事務局担当者の個人的なブログなのです

ファイターズ 土田さんの講演を聴きました

2009年10月12日 | お知らせ

10月12日の午後 駅前のふれあい倉庫で当別総合型スポーツクラブ設立準備委員会の主催による「スポーツフォーラム」が開催され
メインの講演では講師にファイターズの事業本部コミュニティーグループの
土田グループ長(いつも試合後北2ゲートで見送ってくれるふっくらした方)を招き
ファイターズについていろいろ話していただきました
以下、印象に残ったことをご紹介します

 ファイターズの東京ドームでの観客数は東京ドームが完成した頃に
ピークの240万人いたが北海道移転間近には130万人まで減少していた
 しかも正確な数字を出していない(多めに発表)頃の数字である
 当時観客動員に限界を感じた球団は、新天地を求めていて当時のオーナーの出身地の四国や北陸などいろいろ検討していたときに
札幌市と北海道新聞の熱心な誘致の話をもらい
またドーム球場があるという事から札幌移転を決断した 
 しかし道新が行った事前アンケートでは、ファンの数は1%に達しておらず
巨人ファンが圧倒的な数を占めていた
 それが今年のアンケートでは81%となった
 ちなみに巨人ファンはファイターズファンになったものの阪神ファンはそのままという傾向にある

 チームの活動方針に「ファンサービス・ファースト」を掲げ 強化方針には「スカウティング+育成」を掲げた
 ファンサービスは、やればやるほど辛くなる
 1度行うと当たり前になり、さらに際限なく要求される
 サインにしても土日などのサイン会は北海道日本ハムファイターズだけの恒例イベントであるが
選手がいつでも数に限りなく行えるものでないことを理解して欲しい
 開場時間もNPBの決まりがあり2時間前が限界である
 早く開けすぎるとホームチームがゲージ2カ所を使ってバッティング練習を行っているため
危険度が増すのでファンの入場を制限しているのである
 時には10分程早めることがあるが、わずかの時間であっても球場内の
受け入れ準備全てを繰り上げることになるので大変なのである

 日本ハムは、BOC(ベースボールオペレーションシステム)を1億円かけて開発し全選手の情報を入力し、長期展望に立った強化を行っている
 さらに「コーチング」を白井元ヘッドコーチの協力を得て徹底し、それは今も受け継がれている 参考http://blog.goo.ne.jp/tobetsu-fc/e/1aed8dcb0d7905e3dea8353a98c2f110 
 ファイターズは、フロントが方針を決定し、現場におろすことから
監督が替わっても選手はとまどわないことになる 
 やらせるよりやる気になること 選手のモチベーションをどう向上させるかが問題なのである

 今年のドラフトでは花巻東の菊池投手を1位指名すると思う
 巨人は長野(ホンダ)を指名すると思われるが他10チームくらいが菊地投手指名で競合すると思われる
 ファイターズにとっては、ダルビッシュの後継が必要である
 ダルビッシュが、もし大リーグを望むなら球団の経営的にはFAよりポスティングが至極当たり前の判断となる 後数年でオーナーは頭を悩ますことになるであろう

 札幌ドームでは女性ファンが55%もいる 他の球場では30%である
 やはり新庄効果が今なお続いていると言える

 札幌ドームでは1試合800万円+警備+清掃料がかかっていて、2万人を超えると1人400円プラスされ4万人だと1600万円かかる
 札幌ドームとの契約上、お弁当やビールをいくら食べたり飲んだりしても球団には1円も入らないのである
 やはり、チケットを買ってたくさん応援に来ていただきたいのでよろしくお願いします