21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

民主菅敗で小沢の大逆襲必至!

2010-07-12 12:47:03 | 政治にモノ申す
 民主、惨敗!この結果に一番驚いたのは、たぶん、民主党の執行部であり、執行部寄りの議員ではなかろうか。まさかここまで負けるとは、枝野幹事長の唖然とした表情からもそれが伺える。

 はっきりいって、敗因は菅首相の消費税発言とぶれまくりの言動だ。小鳩の政治とカネの影響を指摘する評論家もいるが、それはたぶん菅擁護派だ。誰がどう考えたって、敗因は菅首相の言動だ。

 だからといって、辞めろとは言わないが、責任を自覚しろと言いたい。あんたが招いた。あんたは調子に乗りすぎた。あんたは何もわかっていなかった。あんたは首相になる器じゃなかった。

 あとは政権与党である民主党がどうするかだ。9月の代表選で新代表を決め、解散総選挙に打って出るのか。あくまで菅代表でいくのか。やはり、新代表になれば、当然、総選挙が筋だろう。そうしないと、たぶん民主党は終わりのような気がする。

 こうなると気になるのが小沢一郎の逆襲だ。当然、だろう。参院選の惨敗は、小沢にとっても危機である。このままでは、せっかく手にした政権がなしくずしに崩壊してしまう。そうなれば、小沢は間違いなく政界からさようならだ。そうならないためには、参院のねじれをどう解消するかだ。みんなの党、公明党、社民党との連立、自民党からの引抜き、など打つ手はあるが、それができそうなのは小沢だけである。

 9月の代表選で小沢は誰で勝負をするのか。原口か、細野か、海江田か、いずれにしても民主党は最大の危機を迎えたのは間違いない。まさか、菅の一声でこんな目に遭うとは、民主党議員はよーく考えよう!


 小沢自身が民主を飛び出し、一気に政界大再編に持っていく手もあるが、小沢もそれは考えていないだろう。年も年だし、今やついていく人間もいない。小沢の最後の剛腕が発揮されるとしたら、連立、引抜きしかないのではないか。それは小沢という政治家と心中する連中はいなくても、小沢という政治家が作り出す権力構造に乗っかる連中は山ほどいるからだ

 小沢の逆襲から目が離せない。

コメント
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