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土曜日――ジブリについて

2008-08-17 21:37:02 | Weblog
いまだに『千と千尋の神隠し』を観ていなかったので、満を持して観ました。あとジブリで観ていないのは、『ナウシカ』、『紅の豚』です。『耳をすませば』も観てないけど、これは音楽が久石譲じゃないから、まあいいかな。

感想その1.やはり久石譲は天才であるということを再認識した。もう国民栄誉賞どころの騒ぎじゃないね。わが国の最高位の勲章、大勲位菊花章頸飾を贈呈です。あと、出身校の国立音楽大学を、「国立(くにたち)」ではなく「国立(こくりつ)」に改名、久石の後継者を養成する国家機関に再編する(笑)

感想その2.昨日の『古事記』じゃないけれど、僕はやはり八百万の国に生まれてよかった。そのほうが面白いじゃないですか。唯一神にひれ伏すだけじゃなく、たくさんの神様を登場させてそれぞれに性格づけしたら、人間臭くて、ストーリーに深みが出るじゃないですか。また、最近ベストセラーになった『17歳のための世界と日本の見方』の著者の松岡正剛さんも言っています。21世紀は、要素を絶対と見るのではなく、要素と要素の関係を見ることが大切なんだと。関係を編集することが万事において大切なんだと。その意味で、唯一神でなく八百万の神の住まう日本社会は恵まれてるんだと。一神教には一神教で、多神教とは違った良さがあるんでしょうけどね。