
関東甲信越では14日(火) に梅雨明けしたというのに、今年も東西逆転現象 (?) かココ近畿・関西地方ではまだ梅雨があけていません。
しかしかと言って雨らしい雨といえば7月が明けてすぐに3日間ほど降っただけで、結局は今年もカラ梅雨か

今日も今日とて今にも降りそうな空模様ながら、パラパラ降ってはまた止んでの繰り返しでした・・・・・

しかしそんな今年もセミ達は例年通り。
先週の火曜日くらいに今年最初の泣き声を聞いたかと思うと日に日に泣き声は増えていき、今はもうまた去年同様の賑やかさ・・・・・??・・・・・と思っていたら・・・・・・今年はチョットばかり様子がおかしい

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去年のログでも書いた、我が家の近所にある繁殖数も多くて耳もおかしくなりそうなほど泣き声がやかましいはずの公園で異変なのです・・・・・
まずは何よりも今年は例年に比べ、我が家の近所全体的にセミの鳴き声が少なく、セミの数自体も少ないような気がするのですが (まだ最盛期に達していないからでしょうか??)、それ以上にその公園では朗かに例年では見られないおかしな “事件” が起きています。
そもそも最初に気がついたのは2~3日前のキャンディの早朝散歩の時からなのですが、まずは下の写真を見てください。

一見、地面にセミの抜け殻が落ちているだけのように見えますが、周りの状況を説明すると・・・・・
この公園、周囲を植え込みで囲った敷地の中は半分が普通の公園、あとの半分はさらに金網で囲いキャッチボールやサッカーができるグランドのようにしてあります。
で、セミが成虫に羽化する時というのは、普通、木の幹・枝など高い所によじ登りそこに摑まって羽化しますよネェ

ところがこのセミの幼虫達はなぜか地表に出ると木などには登らず、地面の上をこのグランドの方に向いて進んで行き、そのまま地面で羽化したのではと思われるのです。
事実この写真以外にも、この日は全部で5~6個ぐらいの抜け殻が全部グランドの方に頭を向けて落ちていたのです。
しかもこの近くには羽根が伸びきらず縮れたままで乾いて固まり、羽根をバタつかせるも飛ぶことが出来ないクマゼミが落ちていました。(こちらは写真を撮るのを忘れてしまったのですが・・・)
おそらく正常に羽化・変態できなかったものと思われます。
さらにこれ以外にも・・・・・ (こちらはちょっとグロテスクですみません

m( _ _ )m ペコリ!!)

上の2匹は高所までは登ったものの、羽化の途中で息絶えてそのまま死んでしまったようです。
もはや全く動かないのは勿論、右側の幼虫などは無残にもすでに蟻の群れに集られていました・・・・・
普通なら正常に羽化するだけの体力はあるはずなのに、この姿はやはり異常なような気がします。
第一、セミのこんな無残な姿を見たのは私も生まれて初めてです。
一体この公園で今年は何が起こっているんでしょうか

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一つだけ気になるのは上の写真。 この公園の植え込みの中の写真なのですが・・・・・
例年なら今ごろの公園内の植え込みは全体的に夏草が茂って青々としているはずなのに、今年はどこも完全に枯れてしまっています。
おそらくは公園中に枯葉剤か除草剤が散布されたものと思われます。
もしこの薬剤散布が異常の原因だとしたら、それってOKなんでしょうかネェ

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それにこの手の農薬は昆虫だけでなく動物にだって危険なのです。
特に我が家のようにワンちゃんを飼っている家では要注意

そもそも犬は雑食で野菜なども食べるのは勿論ですが、散歩の途中などでは道端や公園に生えている草もよく口にします。
なので散布ムラの所や、散布された中でも生え残っている草は要注意。 メチャクチャに危険なのです

ですからこの近所でも薬剤散布まではやらない公園の方がほとんどなのですが・・・・・
とにかくココの公園、当分の間は要注意です