
『盲導犬クイールの一生』 という本をご存知ですか??
もう4年ほど前ですが、当時話題になった映画、『クイール』(監督:崔 洋一)の原作本です。

映画をご覧になった方はお話もご存知かとは思うのですが、盲導犬になった、ある一頭のラブラドールレトリーバー“クイール”の、生まれてから亡くなるまでの一生を描いたお話です。

特別に何をしたワンちゃんというようなお話ではないのですが、盲導犬として生きたある一頭の犬の生涯が、淡々と・・・ホントに淡々と綴られたお話で、でもその淡々さがより私達の日常に身近に感じられて・・・・
そして最後には読んだ人それぞれに、その人なりの何かを心に残して温かい涙を与えてくれる・・・・
そんなお話なんです。

私は4年前の映画公開の頃にこの本を買い求め、映画も見て本も読んだのですが、今だに何度読み返しても、初めて読んだときと同じように心の底から温かくなれる優しさを与えてもらっています。

我が家はキャンディがいるからというわけではないのですが、私もヨメさんも、もともと大の動物好きで、温かい小さな“命”にふれているのが大好きなんです。
ですからこの本もずっと忘れられない一冊として我が家の本棚に並んでいます。

今日はたまたま、久しぶりにまた読み返してみたので、皆さんにもご紹介までに・・・・
ご存じなかった方も、もしよろしければ一度お読みになられては??