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Candy Diary


MY家族と愛娘(?)キャンディが綴るお気楽Blogです。
お茶でもお酒でも召し上がりながらごゆっくりとどうぞ!!

JAXAの 『はやぶさ』 帰還!!

2010年06月14日 08時37分34秒 | サイエンス
 JAXA(宇宙開発機構)の 『はやぶさ』 がついに昨夜、地球に帰還してきましたネ

                          

 半年くらい前からJAXAのHPで読み始めて以来、時々チェックしてましたが、ついに昨夜地球に “帰還” してきました
この 『はやぶさ』 の7年間にわたる航行の経緯はご存知の方も多いと思うので長々とは書きませんが、とにかく只々、感動の一言ですよネ。


              『はやぶさ』
                           
                                    『はやぶさ』 の 『回収カプセル』

 でもでも、これだけドラマティックな航海を続けてきた 『はやぶさ』 に、さらに最後の最後でドラマがありました・・・・

 それは本当の最後の最後・・・・
地球に帰還・回収されるカプセルも分離放出した後の、大気圏再突入で燃え尽きる最期を迎える直前の出来事です。
JAXAスタッフが相模原にあるJAXA管制室から送った最期のミッションは地球の画像撮影。
もはや姿勢制御エンジンも作動するかどうか分からず、この指令が可能か不可能かも分からないような状況の中、でも最期に 『はやぶさ』 に、自分が生まれて飛び立った “故郷・地球” を見せてやりたいという、スタッフ全員の思いから無理を承知で指令したところ、満身創痍の機体をコントロールし最期に地上に送ってきた画像が下の写真でした。

                  

 画像の下部が擦れていっているのは、日本から見ての地球の裏側に入っていって通信が途絶したためで、この直後 『はやぶさ』 は再突入を開始したようです・・・・・
そして最期の姿が下の写真・・・・

 スグ横に自分が産み落とした子供(回収カプセル)の光跡を見ながら、自身は最期はバラバラに分解し、花火が弾けるような、爆発するような燃え方で、それも数秒で燃え尽き、全てのミッションを終えました・・・・

             

 たかが機械の事なのかもしれませんが、でも最近の人間社会のニュースなんかと比べれば、我々“人間” よりも余程 “人間らしい機械”の生涯の最期を見届けたような思いです。 

 この後は、この 『はやぶさ』 の7年間を無駄にしないためにも、回収されたカプセルにその成果が残されている事を祈るのと、2番機の開発・打ち上げの計画が進む事を期待するばかりです

山崎直子さん、宇宙へ!!

2010年04月06日 08時42分12秒 | サイエンス
 日本時間で夕べの7時20分 (やったかナ??) 、スペースシャトル:ディスカバリーが打ち上げられましたネ。
今回搭乗した山崎直子さんは、日本人女性では向井千秋さんに続いての2人目、“ママさん飛行士” としては日本人初、ISS (国際宇宙ステーション) 内で日本人2人が同時滞在 (若田光一くんと入れ替わりで上がった野口聡一くんが長期滞在中) するのも史上初と、いろいろな意味からもメモリアルなフライトです。

                 

 でもそんなメモリアルな反面、新聞記事にもありますが日本人がスペースシャトルで宇宙へ飛び立つフライトとしては今回が最後。
以前ISSのログを書いたときにも触れましたけど、スペースシャトル計画はいよいよ今年いっぱい、年内にあと4回のフライトで終了する事が決定済のようで、来年以降はISSへ向かうためには、ロシアのソユーズへの搭乗に依存する形となるようです。
でもそうなるとJAXAからNASAへ出向している日本人の宇宙飛行士は、今のところは全員スペースシャトル搭乗の訓練しか受けてませんから、今上がっている野口くん山崎さんが帰還すると、次回の日本人の宇宙へのフライトというのは、実質、当分先の話になってしまうんでしょうか??
少し寂しい話ですよネェ・・・・

 でもアメリカの宇宙開発自体も今後は一体どういう方向に向かうんでしょうか?
以前にも書いたように再び月へのフライトを目指し、今度は月面開発もという計画もあるにはあるようですが、しかし実際にはスペースシャトル計画の打ち切りもその最大の理由は予算問題とか・・・・
アポロ計画の時もそうでしたが、結局は回数を重ねて世界中から飽きられて注目を失えば計画は打ち切り。
全世界に対しての国威発揚の目的を達成すれば、それ以降の巨額の国家予算投資は無駄ということなのか??・・・・

 だとすれば “夢” や “希望”・“未来” というものに、そのリスクもいとわず巨額のマネーを投資し、成功も失敗も取り混ぜて進歩してきた、私達が憧れてきた “アメリカン・ドリーム” と “フロンティア・スピリット” の国はもはや過去の幻影となってしまったんでしょうか??・・・・
もしそうやとしたらホンマに寂しい話ですよネ・・・・

 やっぱり人間の進歩には “夢” や “希望” が必要です。
そして “宇宙” は人類最大のロマンなのでは
今日のログの最後は、映画 『スター・トレック』 で毎回お馴染みのオープニングのナレーションから・・・

『 “宇宙”・・・ それは人類最後のフロンティア・・・』

             


宇宙からの帰還

2009年07月31日 23時59分43秒 | サイエンス
 つい先ほどですが日本時間の23時48分、国際宇宙ステーションで長期滞在中だったJAXAの若田光一飛行士がスペースシャトル 『エンデバー』 でアメリカ・フロリダのケネディ宇宙センターに無事帰還してきましたネ

             

 地球側から 『エンデバー』 の打ち上げが遅れたこともあり、宇宙滞在期間は予定よりもかなり伸びての137日15時間5分
日本人宇宙飛行士としては勿論史上最長の記録です。

 これまでにも日本人では、毛利 衛 さん向井 千秋 さんなどの何人かが宇宙を飛んできましたが、しかし今回の若田クンの場合は宇宙滞在期間最長なのも勿論ですが、その間での数多くのいろいろな 『おもしろ実験』 や、何より日本の割当ブロックである宇宙ステーション 『きぼう』 をほぼ完成させてきたという事でも、今までの中では最高のミッションとなったんやないでしょうか

 でもそんな最高な成果とは裏腹に・・・・・
日本の宇宙開発参画は勿論これからも続くんでしょうが、でも今後のアメリカ:NASAとの連携は??
せっかく完成した 『きぼう』 の今後・未来は一体どないなるんでしょう??
アメリカ政府は現在の 『スペースシャトル計画』 を近々終了、それ以降は再び月面への着陸を目指し、近い将来にはムーン・ベース (月面基地) の建設を計画しているようです。
そうなれば国際宇宙ステーション開発への関与は放棄するというウワサもちらほら・・・・・
膨大な予算をかけた国際宇宙ステーションに未来はあるんでしょうかネェ

※ 8/1(土)AM8:34写真追加添付

                 
          8/1(土)未明(日本時間AM4:00過ぎ)、帰還会見の若田飛行士


皆既日食で “天体SHOW”

2009年07月22日 23時52分27秒 | サイエンス
 今日は数十年に一度しか見られない “皆既日食”(関西は80%くらいの部分日食でしたが・・・) の日でしたが皆さんはご覧になりはりましたか

             
                       国立天文台 資料より

 上の資料でも分かるように日本国内では奄美諸島地域が完全な “皆既日食” になるゾーンだったようですが、中でもピンポイントで皆既日食コースの直下と言われていた奄美諸島 悪石島では、残念ながら全国や海外から日食マニアが集まったにもかかわらず天気は生憎の雨天となり、その様子を見ることは出来なかったようですネ。

               
                 皆既日食の完全写真(報道PHOTOより)

 しかしその雨も悪石島ピンポイントでの “スコール” のような雨だったようで、奄美のその他の島々(奄美大島を含め)では多くの島で完全な “皆既日食”(上の写真) が見られたようです。

 で、ココ関西でも、天気は曇りがちでスッキリとはしなかったものの、流れる雲の合間合間に太陽が欠けていくその姿を見ることは出来ました。
私ビーグルパパも欠け始めてから食が最大になる時間くらいには時々仕事の手を止めては写真を撮ってみましたが、なにぶん例によってでの撮影のため、写真より肉眼での方が全然大きくハッキリと見ることができました。


     欠け始めて暫らくして・・・(午前10時半頃)

 関西では約80%くらいまで欠ける部分食で、食の最大時には普通の三日月くらいの欠け方でしたが、何よりも驚かされたのはやはりピーク時の “暗さ” です。
食のピークになったAM11:05頃の明るさは、今の季節で言えば時間にしてだいたい夕方7時過ぎくらいの明るさではなかったかと思います。
ホンマに自然・天体の営みってスゴイもんですネ

 20数年後には日本でまた次の “皆既日食” が見られるようですが、私もその頃には70代後半。
その時もまだまだ元気で、また見れたらエエねんけどナァ

                           
                                   食の最大時刻:午前11時05分頃


国際宇宙ステーション

2009年05月13日 23時44分04秒 | サイエンス
 皆さん、今日の夕方 『国際宇宙ステーション(ISS)』 はご覧になられましたか
日本人宇宙飛行士:若田光一氏が、3月17日から日本人初の長期滞在を継続中のあの国際宇宙ステーションです。

             
         ISS:国際宇宙ステーション               ミッション・ロゴ

 一部のニュースなどでは事前に報道されていたので、ご覧になった方も多かったかとは思うのですが、今週11日(月)~15日(金)はこの国際宇宙ステーションが日本列島周辺の上空を通過。
特にここ関西地方では、11日(月)と今日13日(水)が最も良く見える日になっていたのです。

 通過するコース・時間・方角などの詳しいデーターは 『JAXA:宇宙航空研究開発機構』 のホームページに出ていたので、それを見て通過時間の少し前くらいから我が家のベランダで待機していると・・・・・北の空に・・・・・

・・・・・見えましたーーーーーッ


        19:23 北北西(宝塚方面)上空

                           
                                    19:23 北北東(川西方面)上空


         19:24 北東(箕面方面)上空

 わずかに2分少々の “宇宙ショー” でしたが感動です
写真は例によってでの撮影のため、画質も荒く、かなり不鮮明でスミマセン。
実際には肉眼の方がハッキリと鮮明に、それも思ったよりは大きく見えたので本当に感動でした

 JAXAのデーターでは関西(大阪)地方の通過時間が19:23になっていたので、20分ごろからビーグルママとベランダに出て北の空を見ていたのですが、先に見つけたのはビーグルママです。
『アレ、そうちゃう
19:22をまわったころ西北西方向の六甲山系上空、ちょうど甲山の上あたりに金属質でキラキラ光る星のようなものが見え始めました。

 見え始めると飛んでゆくスピードはかなり速く、普段でもよく見かける高い高度を飛行機雲を引いて飛んでゆくジェット機のスピードよりもまだ少し速いくらいの感じです。 これが太陽光を反射してキラキラと光ながら・・・・・
そして何よりも驚いたのはその見える大きさ
実物の大きさはサッカーのピッチ1面分よりやや大きいくらいの大きさらしいのですが、地上から見ていると、肉眼で見ていても朗かにただの光の “点” ではなく、細かな形までは分からないものの、でもキラリと光る一瞬にソーラ・パネルらしい網目のようなものが見えたり、朗かに何らかの形をした人工の造形物体が飛んでいることは分かるのです

 太陽光を反射しているため、より夕闇の濃くなりつつある東の空に向かうほど、見え方は逆にますますハッキリと明るくなり、やがて2分少々でその機体は北東方向の空へと消えてゆきました・・・・・

 私が小学生の頃には、NASAがアポロ計画でようやく人間を月まで送れるようにはなったものの、“宇宙ステーション” などはまだまだ夢のまた夢・・・・・
子供の空想科学アニメ・ドラマや、SF映画 『2001年宇宙の旅』 などの中での “お話” に過ぎませんでした。
でもそれが40年後の今では現実になったのは勿論、それどころか自分自身がこの目で実物を見ている・・・・・

ささやかですが・・・でもスゴク大きな感動を感じた、そんな今宵でした・・・・・