
日本時間で夕べの7時20分 (やったかナ??) 、
スペースシャトル:ディスカバリーが打ち上げられましたネ。
今回搭乗した
山崎直子さんは、日本人女性では
向井千秋さんに続いての2人目、
“ママさん飛行士” としては
日本人初、ISS (国際宇宙ステーション) 内で日本人2人が同時滞在 (
若田光一くんと入れ替わりで上がった
野口聡一くんが長期滞在中) するのも
史上初と、いろいろな意味からもメモリアルなフライトです。

でもそんなメモリアルな反面、新聞記事にもありますが日本人がスペースシャトルで宇宙へ飛び立つフライトとしては今回が最後。
以前ISSのログを書いたときにも触れましたけど、スペースシャトル計画はいよいよ今年いっぱい、年内にあと4回のフライトで終了する事が決定済のようで、来年以降はISSへ向かうためには、ロシアのソユーズへの搭乗に依存する形となるようです。
でもそうなるとJAXAからNASAへ出向している日本人の宇宙飛行士は、今のところは全員スペースシャトル搭乗の訓練しか受けてませんから、今上がっている
野口くんと
山崎さんが帰還すると、次回の日本人の宇宙へのフライトというのは、実質、当分先の話になってしまうんでしょうか??
少し寂しい話ですよネェ・・・・

でもアメリカの宇宙開発自体も今後は一体どういう方向に向かうんでしょうか?
以前にも書いたように再び月へのフライトを目指し、今度は月面開発もという計画もあるにはあるようですが、しかし実際にはスペースシャトル計画の打ち切りもその最大の理由は予算問題とか・・・・
アポロ計画の時もそうでしたが、結局は回数を重ねて世界中から飽きられて注目を失えば計画は打ち切り。
全世界に対しての国威発揚の目的を達成すれば、それ以降の巨額の国家予算投資は無駄ということなのか??・・・・

だとすれば “夢” や “希望”・“未来” というものに、そのリスクもいとわず巨額のマネーを投資し、成功も失敗も取り混ぜて進歩してきた、私達が憧れてきた “アメリカン・ドリーム” と “フロンティア・スピリット” の国はもはや過去の幻影となってしまったんでしょうか??・・・・
もしそうやとしたらホンマに寂しい話ですよネ・・・・

やっぱり人間の進歩には “夢” や “希望” が必要です。
そして “宇宙” は人類最大のロマンなのでは

今日のログの最後は、映画 『スター・トレック』 で毎回お馴染みのオープニングのナレーションから・・・
『 “宇宙”・・・ それは人類最後のフロンティア・・・』