Laundromat

handmadeを中心とした、私的な日記です。

2003年1月30日木曜日 エクス アン プロヴァンスからマルセイユへ

2005年01月17日 | フランスの旅
 本日はマルセイユに移動します。ニースのホテルは朝食を部屋に運んでくれましたが、ここエクス アン プロヴァンスのホテル GRAND HOTEL NEGRE COSTEは普通にホテルのレストランでとるタイプでした。それにしてもフランスのホテルの朝食は充実してます。
 ジャムや蜂蜜が小さいビンに入ってるんです。普通のジャムのミニチュア版みたいな感じ。日本なら、廃棄するときのことを考えて、プラスティックの小分けジャムを使いますよね。
 何個か自分のお土産用に貰ってきました。日本に帰ってきて、カルディ(輸入食材屋)を見たら、同じものが200円くらいで売られてました。

 急行電車でマルセイユに移動します。AIX EN PROVENCE TER 80157 10:25 出発 ⇒MARSEILLE ST CHARLES 11:03 到着。電車の中で陽気なおじちゃんに「2人で写真をとってあげる」と半ば無理やりデジカメを奪われたので、緊張が走りましたが、本当にただの気の良いおじさんでした。
 個人旅行なので、2人で写っている写真はこれ1枚。でも、警戒していたので、ひきつった笑顔です。
 
 本日のホテルはフランスのホテルサイトで予約したKYRIAD MARSEILLE。旧港の船着場の近くです。この辺り、すごくホテルが多かったです。そんな風には見えませんでしたが、マルセイユはパリに次ぐ大都市だそうです。このホテルはチェーンホテルなので、ビジネスホテルっぽい感じでした。お昼は荷物を預けて、近くのマックで食べました。

 バスに乗って、丘の上にあるノートルダム・ド・ラ・ギャルド・バジリカ大聖堂へ。街を抜けて、坂をどんどん登っていきます。景色も楽しめますよ。
 着くと、すごい風。丘の上に建っているので遮るものがなく、本当に飛ばされそうになります。
 大きな立派な聖堂です。マルセイユの町が一望できるので、風がない穏やかな日なら、のんびりしたい所です。

 バスで港へ戻り、街を散策。るるぶに載っていた、サボン・ド・マルセイユへ。
 なにしろ、マルセイユの地図なんて、詳しく載っていないので、たどり着くのに結構時間がかかりました。「マルセイユも半日しかないし。」と思ってインフォメーションには行きませんでしたが、メジャーでない所ほど地図を入手した方が良いかもしれません。
 この店は絶対行きたかったところ。この数ヶ月前に石鹸作りにはまって(アトピー体質なので)結婚式のドラジェは手作り石鹸を配った程なので、本場のマルセイユ石鹸は憧れだったのです。
 品揃え抜群です。石鹸以外にもバス用品が並んでいます。
 値段もお土産に最適。他の街でほとんど買い物をしてなかったので、紙袋いっぱいに買ってしまいました。お客さんも結構いたので有名店なのかな。
 
 同じくルルブに載っていたサントン人形の店 アトリエ・アルテラへ。マルセイユの店情報はこの2店だけ。ちゃんとネットで調べてくれば良かったなと思いました。サントン人形って結構高いんですよね。買いませんでした。

 夕食は、地球の歩き方に載っていたル・ミラマールヘ。やっぱりブイヤベースを食べないと。ここでは、ブイヤベースと魚のコースを頼みました。旦那が赤ワインをハーフボトルで頼んだのですが、一本出てきてしまい、酒好き旦那はそのまま一人で飲んでました。(私は飲めません。特にワイン)
 ブイヤベース最高。結構な値段だった気がしますが、おいしかったので良しとします。旦那はお酒も入って上機嫌。コース料理だったので、ゆっくり食べていたら遅くなってしまい、ホテルへのちょっとの道のりが長く感じられました。ガイドブックにもマルセイユは大きな港町、治安が良くないと書いてあった気が・・・。
 大丈夫でしたが、夜遅くになると、人気がなくなる感じなので気をつけましょう。

 本来フランス料理なんて、ゆっくり楽しむものだろうから、ツアーで何時までに食べて帰る。って決められるのは、本当に嫌ですよね。
 
 写真 上:大聖堂からマルセイユ市街を望む
    下:マルセイユ 旧港