Laundromat

handmadeを中心とした、私的な日記です。

2003年1月29日水曜日 ニースからエクス アン プロヴァンスに移動

2005年01月11日 | フランスの旅
 居心地の良かったニースのホテルともお別れ。本日は電車でエクス アン プロヴァンスに移動です。本当に朝食がおいしかった。よく映画で出てくるような黒白のメイド服を来た黒人のお姉さん(髪の毛ドレッドでかわいかった)が、毎朝部屋に運んでくれるんです。

 フランス版の新幹線TGVでまずマルセイユへ、それから急行に乗り換えて移動します。電車のチケットは、SNCFというフランス国鉄のサイトから直接予約しました。ドイツ個人旅行の時、留学している友達から2等でもすごく豪華という話を聞いてドイツの新幹線を体験済みだったので、迷わず2等車にしました。

 ニース・ヴィル駅をTGV 05017号で10:29 出発。13:15にマルセイユ サン シャルル駅到着 TER80178号に乗り換え13:15出発⇒エクス アン プロヴァンス駅13:57到着です。
 明日、マルセイユに移動するので、再び戻ることになりますが、なんとなく寄ってみたかった街なのです。

 本日のホテルはミラボー通りというメインストリートにあるGRAND HOTEL NEGRE COSTE。地球の歩き方にも、るるぶにも載っていたので直接FAXで予約しました。400年前の建物だそう。ここも、こじんまりとした良いホテルでした。お昼は遅くなっちゃったので、日本から持ってきたカップラーメンをホテルで食べました。(役にたった)

 セザンヌの故郷と言われるこの街は、今日半日しか滞在できないのですが、小さくて効率よく回れそうです。(と思ったら、小さいけど小道が入り組んでいて結構迷いました)

 ニースとは違って寒いです。
 まず、セザンヌの生家へ。今は学校になっているらしく、中には入れません。ちょっと汚いです。ここは、観光名所にはなっていないようです。セザンヌのアトリエが公開されていて、そちらの方は中も見学できるのですが、徒歩ではちょっと遠いので行きませんでした。

古きエクス博物館。こじんまりとした所でしたが、楽しめました。受付は、おばあちゃんがやっていて英語は全く通じないのですが、世話を焼いてくれてうれしかったです。
 地元の高校生(大学かも)に声をかけられ、「学校の課外授業で写真を撮らせてください。」といわれ、二人で写真を撮られました。フランスの学生さんだから英語ができるかと思ったら、「あまりできません」と言われたので、何の課題なのかわからないけど、私達どっかの学校の授業で発表されているかもしれません。日本人は、ここには滅多にいないと思うので、外国の旅行者と触れ合うみたいな感じかな。 
 フランスはさすが芸術の国、大きな美術館に大作がいっぱいありますが、小さい美術館の方が疲れないし、楽しいしおすすめ。

 その後、サン ソヴィール大聖堂。タピスリー美術館は外観だけ写真でパチリ。
 
 ニースのように日が長くはなく、少しお店など見て夕食にしました。ミラボー通りの結構人が入っていたカフェでサラダを頼んだら、またもやオリーブてんこ盛り。うう。今度から、フランスでレストランに行くときは「オリーブは入ってないですか?」と聞かないと。少量ならまだしも、大量に入ってるからな。。。

 今日は移動があったので、エクス アン プロヴァンスは実質半日しか見れませんでしたが、小さな街なので充分なのかもしれません。

 写真:左上 セザンヌの生家、右上 サン ソヴィール大聖堂
    小さい三つは、古きエクス博物館の展示