こつぶろぐ

もうも・玉・姫・コツメの日々あれこれと、時々保護犬たちの様子を綴っています

葛藤

2020年08月01日 | 小粒

嫌な思いをさせてまで治療する意味があるのか。

時々考えます。

 

ステロイドの副作用効果がなくなり、

再びご飯を食べなくなった小粒に

薬を飲ませるのは本当ーーに大変で、

毎日小粒と戦っています。

口を開けさせ、のどの奥に薬を軽く押し込むのですが

『こんな力があったの!?』と思うほどの抵抗ぶり…

血こそ出ないものの、手には毎回内出血。

小粒父の助けを借りてもスムーズにいく時の方が少なく、

泣きたくなることも多々

以前はすんなり口に入れさせてくれたのです。

今年に入ってからの抵抗が異常で、

(腫瘍の影響で)上あごをつかまれると痛いのかな?

などと疑ってしまうほど

口を開けさせてくれません。

 

小粒にとっても大きな負担のようで、

最近は私を怖がるようになりました。

呼んでも近づいてくれません

逆に外に出ている時間が安心出来るのか、

散歩の時間が長くなりました。

自宅から半径20m以内をウロウロするだけの近所散歩です。

行っては戻り、こっちに行っては戻り、

同じ道を何往復もします。

そんだけ歩けば町内1周出来るやん!

と母はつっこみたい…

30分くらいで終わりますが、

こんな散歩だとワン友の誰にも会えません。

こつぶ、つまんないよぉ~。。。

 

余命がさほど長くないことを考えると

小粒の嫌がることをなるべく避けてあげたい。

でも。

最近また鼻が詰まりだしたのか、

呼吸に雑音がたくさん混じるようになりました。

抗がん剤が少しでも進行を食い止めてくれるなら

無理やりでも飲ませないわけにはいきません。

鼻呼吸が出来なくなった時のあの辛さ。

息が吸えない、食べられない、眠れない。

横になることも出来ない。

あの苦しみ以上の苦しみはないと思っています。

だからね、こつぶ。

悪いけどお薬は必ず飲んでもらうからね。

 

私を怖がって避けるくせに、

外出するとやっぱり遠吠えしていたそうです


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