週末は2日連続で落語会に行きました。ashです。
土曜日は「きものフェア」からの流れで、きもののまま神戸は岡本へ。
前にも行った、日本茶カフェ「一日(ひとひ)」さんでの、笑福亭智之介(ちのすけ)さんの落語会です。
小さなカフェに20名以上、大入り満員。
普通の落語会は年配の男性が多いのですが、ここはカフェっていう場所柄かな、ほとんどが女性のお客さん。きものの女性も数名いらっしゃいましたよ。
きものの男は僕だけでした。
ちなみに一日(ひとひ)さんでは、一がつく日は「着物の日」。
和装でスィーツが無料になるそう。
ほかにもきものの展示があったり着付け教室をされていたりと、きもの好きには楽しいお店です。
さて落語。この日は「寄り合い酒」と「向こう付け」の二席。
今回も、落語のあとのおいしい食事と智之介さんお得意の鮮やかなテーブルマジックを楽しませてもらいました。
そして日曜は奈良で桂九雀さん。
こちらも場所はカフェです。ならまちで人気の「カナカナ」。
さかいひろこさんという方がプロデュースした会です。
この人とか和菓子の日菓とか、若い女性がんばってますね。
僕は洋服で行きましたが、会場には着物姿の女性がちらほら。
きもので落語、もっとはやるといいなぁ。
で、九雀さん。
京都ローカルのTVではたまにお見かけするんですが、落語ははじめて聴きました。
ねたは「立ち切れ線香」。
落語ていうと一般的には面白おかしい話、ていうイメージなんでしょうけど、これは違う。切なく悲しい、聞く人によってはちょっと怖いお話かもしれません。
喜怒哀楽の、ほかの落語ではあまり見ない「怒」と「哀」の部分を九雀さんはとても上手に演じてはって、ほんとうに引き込まれ、途中何度か鳥肌が立つ場面もありました。
最後にしんみりとなったあと、ここでもおいしいご飯をいただきました。
カフェの落語はこれも楽しみのひとつです。