Posted at 18:59:38
京丹後へ行ってきました。二日目。。。: 京丹後で丹後ちりめんについて学んで二日目… 二日目は2軒の織物工場を見学させてい...
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Posted at 18:07:20
京丹後へ行ってきました。一日目。。。: 涼しいひが続いていたので、もう秋の足音がそこまで… と思ってい...
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京丹後で丹後ちりめんについて学んで二日目…
二日目は2軒の織物工場を見学させていただきました
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1軒目は田勇機業株式会社さんです。
社長の田茂井勇人様よりお話を聞いた後、工場内を見学させていただきました
この紫のは上海万博のキッコーマンのパビリオン内のレストランの制服の生地です
みなさんご存知でしたか?丹後ちりめんが上海に行っていたなんて…
こちらの3枚は幅が違いますが…
一番幅の広いものは織られたばかりの生地
一番幅の狭いものは精練後の生地…すごく縮みました
そして真中のが幅出しをして完成した白生地です。
色々な工程があって反物が完成するんですね
そして…
驚いてください!!!
この写真のように見えるのれん!!!
織りで表現されています!!!
凄すぎる
ジャカード機の紋紙です。。。
この紙に開いている穴が柄のある所なんですって(@_@;)
すごいですよね…
ジャカード機にはこの紋紙を使用するものと、
フロッピーを使用するものがあるんだって
そういえば、最近フロッピーってあまり見かけませんよね…
虫が嫌いな方ごめんなさい
そして…車で移動して2軒目へ…
東朋株式会社さんを見学させていただきました。
こちらは主にネクタイの生地を織っておられるそうです
↑ ジャカード機の真中で糸が左から右け受け渡されるところ
見学の後は代表取締役の酒井靖郎様よりお話をしていただきました。
人間の反対の「間人」と書いて「たいざ」・「はしうど」と読むらしい…
たいざは丹後の地名、はしうどは聖徳太子の母親の名前だそうです。
丹後はそれだけ昔からの由緒ある場所なんですね
これは茜染を再現されたもの。。。左が10回、右が30回染められたものです
現在では国産の茜は珍しいそうで、ほとんどが中国からのものらしいです。
800年たっても同じ色合いを保っているそうです。。。
800年後にどうなっているか長生きして確かめなければ
そして、東朋さんで織っている生地を使用して新しいものを提案してほしい
という宿題を頂きました頑張って考えないとね
昼食をはさみ、クイズ形式で交流会で学んだことを振り返りました…
それから与謝野町織物技能訓練センターに移動、
手織サークル「ひまわりの未」の方々にご指導いただき、手機体験をさせて頂きました
そして…約1時間30分の体験はあっという間に終了しました
この2日間は本当にいろいろと見学させていただき、学ばせて頂きました
丹後ファッションウィーク開催委員会の皆様・丹後織物工業組合様
柴田織物 柴田祐史様・丸幸織物有限会社 谷口幸一様
田勇機業株式会社 田茂井勇人様・東朋株式会社 酒井靖郎様
手織サークルひまわりの未の皆様
皆様、本当にお世話になりありがとうございましたm(_ _)m
ブログに紹介できたことはほんの一部ですが、私たちは本当にたくさんの事を
教えて頂きました。
涼しいひが続いていたので、もう秋の足音がそこまで…
と思っていたのに…この暑さは何
やっぱりまだ夏ですね
お盆前に話は戻りますが、産・官・学 連携事業で京丹後へ産地見学へ行ってきました
遅ればせながらその様子を紹介しま~す
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朝、梅田からバスで京丹後へ向けて出発!!
到着後、丹後織物工業組合加工場の見学をさせていただきました
ここでは精練の工程を見せていただきました。
織り上がった生地のセリシンや汚れが落ち純白の柔らかいちりめんになるそうです。
(絹糸の断面を見るとフィブロインという三角の繊維が2本セリシンで包まれています。
フィブロインは柔らかく、セリシンは堅くどちらもたんぱく質です。)
この場所は高温ですごく暑かったです。。。
その後、乾燥・幅出し・検査を終えいよいよ出荷となるわけです
その検査に合格したものだけがこのハンコ↓を押してもらえるのです
普通の人にはただのハンコだと思いますが、
きものを学んでいる学生たちはハンコを紙に押させてもらえることに大喜び
押した紙もいただいてきましたよ
見学の後は機業者さんから色々とお話を聞き、
ステキな生地もたくさん見せていただきました
ひとつの繭から1200m~1500mの絹糸がとれるそうです。
そんな繭が約3000個でようやく一反のちりめんができるのです。。。
柴田織物の柴田祐史様より縫取りちりめんについてお話をお聞きしました。
左は留袖の図案、右は実際に出来上がったもの
縫取りちりめんとはちりめん生地に金糸・銀糸などの糸を用いて模様を縫取ったもの…
こちらは豹柄とパイソン柄です
パイソン柄は柴田さんがお召しになっているきものと色違い
古典的な柄から独創的な柄まで幅広く作っておられます
丸幸織物有限会社の谷口幸一様よりお蚕さんお話をお聞きしました。
こちらは左から:一般的な家蚕(かさん)屋内で飼育されたお蚕さん、4回脱皮するらしい。
三眠蚕(さんみんさん):脱皮の回数が三回なので少し小さめ
野蚕: 屋外で飼育されたお蚕さん・汚れなどが付いたり、太陽にもあたるのでちょっと茶色っぽい。
野蚕の方が染まりにくい特色を活かし、
柄を野蚕・地を家蚕で表現することにより
一色で染色してもこのように柄が浮き出て見える…
染まりにくいという弱点にも思える性質を活かした
ステキな生地です
こちらはヨコ糸に化繊糸・タテ糸に絹を使用した伸びるシルク
その後は生地を選ばせていただきました。
その白生地を使って衣裳を製作し
11月12日に第51回東洋きものコレクションにて発表します
そして一日目は終了しました
今日は少し暑さが戻りましたね…外はむぅわ~んとした空気
暑いなか参加してくれたみんな、ありがとう
お盆前に染色した藍染のゆかたの縫製と手拭い柄のトートバッグ製作の2コース
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ちくちく…
ここでお昼休憩です
今日のお昼は何かかなぁ???
とんかつとエビフライだぁぁ
おなかもいっぱいになり、午後の実習です
ちくちく…
さてさて…手拭い柄トートバックの様子は??
…
…
えっ
うぅ…製作過程の写真が撮れなかった_? ̄?〇
そうこうしているうちに、ゆかたも完成しましたよ
みんなそれぞれ素敵な作品が仕上がりましたね