ロバの耳

明日にゃ明日の風が吹く。なんでもありなブログでやんす。

香港旅行記~其の2~

2006年05月05日 | ゆうさん関係

香港旅行3日目です。

4月30日(日) 

  ホテルの朝食

この日は、朝6時半には起き、ホテルで朝食をとり、旦那様の住む深センへ行くべく
パシフィック・ホテルの隣にある(正確には繋がっている感じ)フェリー乗り場へ。

  分からないけど船着場の待合席

深センに行くには海外へ行くかのような出国手続きやチェックが入ります。
香港が約10年前に中国へ返還されたけど、50年はこのような手続きを取らないと
出入りしてはいけないらしく、なかなかどうして面倒です。

もちろんパスポート必須。

旦那様が「折角来たのだから、いい席を取ってあげるよ」アッパーデッキと言われる
すなわち1等席を取ってくれた。

  チケット「豪華位」と書かれてるのがわかるかな?

 

【写真左】 船内。テーブル付きは2箇所のみ。ほとんどこのクラスには乗らないので
ガラガラでこのテーブル付きの席にしてもらえた。
朝だったので朝食と飲み物がサービスでついた。

【写真右】 船内から撮った海。曇りだったからあまり綺麗に撮れなかったけど、
なかなか綺麗な景色でした。


約1時間で深センへ到着。

旦那様の会社の運転手の張さん(チョウさん)が迎えにきてくれ、一路旦那様の
務める会社へ

  張さん。車はオデッセー

おおよそ20分ほどで旦那様の会社へ到着。

周りには沢山の日本の大手の会社などがあり、その中で比べれば大きくは
ないがなかなか立派な会社でした。

 

【写真左】 旦那様のデスク。一応、深セン工場では上の方の役職なので、
デスクの位置も大きさもそこそこの物。
私が来るという事で必死に整理したらしい(笑)

【写真右】 工場から撮った外の風景。
深センは幾つかの区に分かれているのだが、ココは工業団地的な場所。
周りは日本の工場が多い。

係長の陳さん(25歳軍隊上がりのなかなかハンサムな方)が工場内を案内して
くれました。

企業秘密もあるので見ていいところのみでしたが、ホコリなどが敵の仕事なので
とても綺麗でした。

陳さんは旦那様が出世のタメに少しだけ後押ししたくらいの人なのでとてもマジメ
で優しい人でした。
ゆうさんもすぐに慣れ、抱っこしてもらったり「ニーハオ」の発音をチェックしてくれた
りしました(笑)

旦那様の通訳で話しをしましたが、照れているのかあまり私には話しかけてくれ
ませんでした

ここから再び、張さんの運転で旦那様の住むホテルへ。

 

【写真左】 ホテルのロビー。思いっきり中国って感じ(笑)
思ったよりもずっと綺麗なホテルでした。
さすがに1年半も住んでいるのでドアマンの人まで普通に友達のように挨拶して
くれました。

【写真右】 旦那様の部屋からの眺め。
見える建物は深センの空港。ここから成田や羽田への往復便が出ていればとても
楽なんだけど、残念ながら一方通行で、往復便があるのは名古屋空港のみなのだ。

旦那様の部屋はスイートなので、とても広いです。
でも、しっかりと生活観のある感じでした。
単身赴任の旦那様の部屋を細かくチェックする妻はこれといって面白い発見も
なくちょっとガッカリ←何故?

それから、旦那様行きつけのホテル内の日本料理のレストランで昼食

これまたウェトレスの人たちが全て顔見知りなので入れ替わり立ち変わり、
ゆうさんと私を見に来てはゆうさんをとても可愛がってくれました。

出稼ぎの人が少なくないので小さな子供には本当に反応がよいのが印象的
でした。
本当にみんな親切で優しく安心しました。

でで、再び張さんの運転で特区と呼ばれる場所(許可書などがないと治安を
守るタメに入れてもらえない場所。比較的高級住宅街)にある動物園へ行き
ました。

ココで、張さんとはお別れ。
待たせていると気になるのもあるし、曇りとは言え暑い中待たせては悪いので
「大丈夫?」と心配する張さんにチップを無理やり渡して帰ってもらった。
(張さんはとてもマジメな人なので普通は決して受け取らないらしい)

  野生動物園(サファリパーク)

サファリパークと言っても日本のイメージする場所ではなく、普通の動物園。
ただ、ゾウや小熊、猿などが普通にウロチョロと連れ歩かれているくらい。

 

ラクダやゾウ、他にも餌付けが出来る。
もちろんエサ代は取られるけどね。
これが中国らしいっちゅーか、「動物たちはお腹がすいているからもっと買って
くれ」としつこいくらいに売りつけてくる。
その度に旦那様が「ブーヨウ」(いらない)と何度も断る始末。

 

【写真左】 うろちょろしているゾウに乗りました。しかし、この後「今度は旦那様が
乗ってみようよ」としつこく、これまた何度もお断りし逃げました(笑)

【写真右】 ゆうさんがこの旅で一番の目的としていたパンダさん。
あいにくあまり落ち着きがなくなかなかいい写真が撮れずこれが唯一の正面から
の写真なのだ。
しかし、上野のパンダと違い、人は全然いないのでゆっくりとゆうさんが満足する
までじっくり見せてあげる事ができました

なかなかどうして広い動物園。人の数は少ないけれど、本当に近くで動物が
見られるので私もとても楽しかったです。

最後には小さな小さな遊園地があったので、ゆうさんを乗り物に乗せてあげました。

  すげースピードの乗り物

香港でも思ったけれど、車にしてもエスカレーターにしてもとにかく動く物は全て
せっかちなほどの発進とスピードなのだ。
コノ乗り物も子供用なのに「鞭打ちになるんじゃ!?」ってくらいビックリするスピード
で走り出し、そのスピードを保ったまま結構長い時間走るのだ。
心配性の親ならばすぐさま降ろしたくなるかもしれない(笑)

約2時間ちょい遊び、動物園をあとにした。

園から出るとすぐに待ち構えていたように一人のタクシー運転手が近づいて来て
中国語でなにやらしきりに話しかけてくる。
旦那様が渋りながらも交渉し車に乗り込んだ。

後から聞いた話しでは「新しい車だしいい車だから安心だよ。ここから乗れるのだか
ら高くないよ」と言っていたらしい。
確かに車は綺麗でいい車だった。

しかし、私はまだこの車に乗った事を後悔するとは知るよしもなかったのだ・・・。

香港でもタクシーに乗りその運転の凄まじさ、恐ろしさを知った。
しかし、深センは道はそんなに混んでおらず道幅も広いのにも関わらず皆、スピード
を出すだけじゃなくせっかちである。

逆走当たり前、高速でも人が歩いているのも普通。
そしてこのタクシーの運ちゃんは、混んでいる道を見てすぐさま横の歩道を走り
始める。しかも警察の車がいる目の前をだ。
警察も何も言わないところがビックリ。

それでも歩道を走る車が詰まるといきなり逆走を始め、逆側の歩道を走り始め
たのだ!
混雑を抜けた交差点では一気に突っ込む!!
高速でもない道をガンガン飛ばし、前の車とぶつかりそうになるところでクラクション
を鳴らしながら抜かしていく(向こうではクラクションは「後ろにいるよ」という合図)。

マジメに心臓の弱い人は乗らない方がいいかも。
私ですら真剣に「安全を保障された中でジェットコースターの恐怖を楽しんでいた
のだ」と自分の甘さを痛感したほど、リアル映画「タクシー」状態。

ハリウッド映画も真っ青の運転ぶり。
運転技術もさることながら人柄も割るくない感じの運転手は中国語が分かると
思ったか旦那様にも色々と話しかけてくる。

さすがに一瞬「やばい」という時には「ごめん、ごめん」と笑って言っていた。
ええ、その時はゆうさんも吹っ飛びましたよ。

マジメに命からがら羅湖(LoWu)駅に着き、香港入りの手続きをし、これまた
ファーストクラスでKCRという香港行きの電車に乗った。

  駅順

この日は香港でも休みだったので、ファーストクラスと言っても席は混んでいた。
しかも、日本の新幹線程度の席なんだけど、1時間ちょい乗るのに普通の席だと
とても硬いイスになるらしい。

ホテル近くの駅が終点なので一度ホテルへ。

その後すぐにタクシーに乗り、ハーバー・シティというショッピングセンターへ行き
旦那様の会社の香港支店にいる方から聞いたお勧めのレストランへ。

 

右の写真の料理が本当に美味かった!
卵白でエビ、ホタテ、カニなどを炒めたものなのだが、ありそうで経験のない
味でした。

  ハーバー・シティ内

時間も時間だったので人が少ないが、おしゃれなお店ばかりがあるショッピング
モールである。
買い物目的で来た人ならば絶対に楽しめる場所。

すでに22時を過ぎ、ホテルに戻る。

さすがに3日目となると疲れが出てきたか、お風呂に入れたらすぐにゆうさんは
寝てしまった。

  暑いのか布団を蹴っている

気温は我慢が出来ないほど高いわけではないが、湿度がとても高い香港。

ホテルの室内はガンガンクーラーが着いているがそれでもゆさんは「暑い~」と
言っては布団を蹴りまくっていた。

この旅の中でも一番歩いた日だったのでさすがにみんな疲れました

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
全部読んだよw (まるまるまるゆ)
2006-05-06 21:18:01
象に乗ったの~いいなぁ~

ワタシの夢ってタイに行って(インドでも可)象に乗ることなのぉ~(笑)

乗り心地ってどうなの??



タクシーの話すごいですねぇ~

逆走って・・・・(^^;;

映画見てるみたいだぁ~、ちょっと怖くて乗れないかも(笑)



卵の料理のヤツめちゃ美味しそう~^^(@ ̄¬ ̄@)ジュルリ♪
返信する
=お返事= (てぃんく)
2006-05-06 21:37:22
まるゆさん

ホント、ごめんねぇ~(>_<)

文章能力が低いから上手に短くまとめられなくって。

飛ばし飛ばしでいいよぉ。

どの日も似たりよったりだから(笑)



ゾウは私も乗って見たかった動物なの!

想像どおり、ちょっとチクチクして暖かかった。

耳を掴んで乗ったんだけど、ちょっと感動だった。



タクシーはマジすごいよ。

真面目に「死ぬかも」と思ったもの(^^ゞ
返信する
オィラも読んだぜ(`ー´)ヘヘーン (るか)
2006-05-06 21:58:10
ダンナ様はやはり上の方なのね!教える立場って感じなんでしょ? いつも大変だね、パパさんお疲れさまです

船のチケットの“豪華位”って文字がいかにも豪華そうw(°o°)w

そっかぁ、そちらは単身赴任の方がわりと大勢いるのね! 温かく迎えてくれてよかったね(-^〇^-)

しかし、ゆうさんもがんばり屋さんなのね!

ん?旅慣れしてるのかな? テレビで海外旅行いく小さな子みるとすげーって思っちゃうよ。

うちなんて絶対即初日に知恵熱出てそうだもん(。-_-。) ってあたしが熱だしそうってか??(¬ー¬) 

うんうん、外の風景が前記事にもあったけど、どれみてもなんだかせわしない感じで街が動いてるって感じが伝わるよ。

でもその乗り物が猛烈なスピードっていうのにウケたなぁε=(>ε<)  そこまで急がんでもって感じ。。

ぎゃはははは(≧∇≦) 現地の移動で“命からがら”ってヾ(´▽`)ゝ ぎゃははは。ウケすぎだわい!!

そんなに恐ろしいんだ。。

で、海外のホテルって暖房や冷房が効きすぎてて乾燥しない?

あたし絶対のどやられるんだよね、その乾燥に



日本に帰宅後てぃんくるちゃん、ゆうさんの体調はどう?

疲れでダウンしてないといいけど。。。

本当にお疲れ様でした!ひと時の家族団欒できたかな?

またダンナさんも次会えるまでがんばってほしいな。。。
返信する
=お返事= (てぃんく)
2006-05-06 23:22:10
るかっち

長いのに読んでくれてありがとう!

昨日の分までまとめレスさせてもらっちゃうけど、ごめんね。



ゆうさんはねぇ、幸い、知らない場所でも物応じしない&乗り物酔いしないなので本当に助かるんだぁ。

まぁ、時差が1時間っていうのもよかったのかも。

ハワイの時は時差が大きかったから昼間寝っぱなしで参ったけどね(^^ゞ



ホテルは冷房が効き過ぎていたけど、自分で調整出来たからゆうさんが「暑い」っていうくらい外の気温と変わらないくらいの室温にしていたので大丈夫だったよ。

香港は乾燥どころか湿気が多いからその点は心配なし。



体調はおかげさまで順調です。

ゆうさんが少しだけ下しているけど、心配するほどではないから大丈夫(^^)

ありがとね!



日本に旦那が帰ってくるよりも密接している感じがしたから満喫したよ!

また頑張るだけの力を頂いてきました。
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