はろー!ねいほー!

ワインにおいしいもの。いつもじゃないけど香港もときどき。

香港の今を伝える写真展

2019年09月07日 | 香港日記
香港のカオルくんを含めた12人の方々が、香港の今を伝える写真展を昨日から明日まで開催しています。









応援メッセージもたくさん届けられています




場所は三鷹駅南口から徒歩数分のビルの5階「SCHOOL」というスペースにて開催中です。

彼らの声を一人でも多くの人に聞いてほしいです。

香港が香港人の香港であり続けますように



アフリカンチキンを求めてマカオ ~2019.02 香港

2019年03月14日 | 香港日記
男子ごはんで観たマカオのアフリカンチキンが食べたくて、Henri's Galleyに行ってきました。

マカオへは香港島の上環から高速フェリー ターボジェットで約1時間で着きます。
昨年港珠澳大橋が開通して、香港-マカオ間が陸続きとなり、ますます行き来しやすくなりました。現在のところ定期バスは香港空港からしか出ていないみたいですが、料金は70ドルなのでフェリーの3分の1という安さが魅力です。しかし時間が限られる旅行者には従来からあるフェリーの方が便利かもしれません。船酔いに関しても停泊中は横に大きく揺れますが、走り出すとほとんど揺れはないので大丈夫かと思います。実際この日の香港は朝から雷が鳴るほどの雷雨でしたが、それほど揺れは感じませんでした。

マカオフェリーターミナルタクシー乗り場へ

香港ナビより引用

マカオでは香港ドルがそのまま使えるので両替せずにそのままタクシー乗り場へ向かいました
1香港ドル≒1マカオパタカ(逆に香港でマカオの通貨は使えません)


香港は雷雨でしたが、マカオは晴れ間が差すくらい徐々に回復

Henri's Galley

12時開店

開店直後に入店しました


フレッシュサラダ

日本のような繊細さはありません(笑) 玉ねぎの厚さったら!

念願のアフリカンチキン

骨付きとり肉の煮込みです。これもまた日本ではお目にかかれない料理。スパイシーと思いきや優しい味でお肉がやわらかいです

本場のバカリャウ(タラの燻製)を使ったお料理

本当はコロッケが食べたかったのですが、実はこのお料理で正解◎。めちゃめちゃおいしいです。麺のように見えるのは揚げたジャガイモで、タラの燻製は埋もれています

海老のナゲットとラスク


チャーハン


味が濃そうに見えますが薄味になっているので、塩や調味料で自分の好みの味に仕上げます


ポルトガルワイン

コクがあって飲みやすいワインでした


店を出るころは地元のお客さんで賑わっていました。人気店なのがわかります。
ヨーロッパとアジアのいいところを組み合わせたランチにぴったりのお店でした。







Henri's Galley
マカオ 西灣民國大馬路4號G-H地下

Iberico & Co. ~2019.02 香港

2019年03月05日 | 香港日記
スペイン料理のIberico & Co.に行ってきました。
Iberico & Co.はヒルサイドエスカレーターをかなり上がったところにあります。


(Iberico & Co.より引用)

ソーホー地区に近く、欧米系外国人が多いおしゃれなお店です



Happy Hour に間に合ったのでいくつかチョイスしました。飲み物だけでなくスナック系もHappy Hourメニューがあるのには驚きました







イベリコ豚の盛り合わせ
生ハムやサラミ、ソーセージなど。ボリュームがあります




〆はやっぱりパエリア

パエリアはしあわせ感じるおいしさでした


クラフトビールとリオハの赤ワイン2本を空け、かなり酔った状態で店をあとにしました。
その後坂道を下り、トラムに乗ってホテルに帰りましたが、思った以上に酔っていたようで記憶がぶっ飛んでおります。お料理とワインがおいしかったことは覚えているのですが・・・。





Iberico & Co.
中環蘇豪些利街18號地舖

大館 Tai Kwun ~2019.02 香港

2019年02月28日 | 香港日記
2018年5月25日にオープンした大館(Tai Kwun)に行ってきました。
大館はヒルサイドエスカレータを上がって行くと、突然現れます。



昔、刑務所であったことは微塵も感じられません。香港アートとカルチャーに出会えるオシャレなエリアに変貌。





この日は月曜日だったので、定休日のショップが多くて残念でしたが、営業していた中国茶の専門店では試飲をさせてもらいました



お茶を淹れる所作に見入ってしまいます。

注がれる音、すっきりした香り、茶器の感触、味わい、五感が研ぎ澄まされました。

香港刑務所の展示や歴史を知ることができるコーナーや、回りきれなかった建物もまだまだあり、次回はもっと時間に余裕を持って(月曜日を外して)訪れたいです。





大館
香港中環荷李活道10號

蓮香楼での飲茶 〜2019.02 香港

2019年02月28日 | 香港日記
「飲茶の名店蓮香楼が今月営業を終了するのでぜひ行ってください」
と、閉店間近であることを香港人のカオル君から聞いた翌朝に行ってきました。

歴史は古く、中国広州市から香港に蓮香が進出したのが1926年、約1世紀もの間香港ローカルに親しまれているお店が、ビルの建て替えによって閉店することになったそうです。場所を変えて再び営業するかは今のところ未定です。

坂道に建つ蓮香楼は早朝6時から営業しています。


(アジアグルメ図鑑より引用させていただきました)



2階フロアに上がると活気が満ち満ちて圧倒されます。お店の方がすぐに「あっち、あっち!」と空いている席を指差してくれますが、ぐずぐずしていると後から来たお客さんに先を越されます(笑)


ワタシたちも何とか空席をみつけることができました。当然相席です。
席に着くとすぐに「お茶は何を飲む?」と聞きに来てくれるので、「ポーレイ茶」を注文しました。いつもなら「朝飲茶には朝ビールでしょ」というところですが、歴史ある蓮香楼では香港の日常に倣います。

お茶が運ばれると、洗杯してからお茶をいただきました。



香港でもワゴンスタイル式の飲茶は少なくなってきているそうです。


(アジアグルメ図鑑より引用させていただきました)





人気の料理はワゴンに人が群がって強奪戦になります。

強奪戦に勝利し、ワゴンから料理を受け取るとこの伝票にハンコを押してくれます。


飲茶で有名な蓮香楼ですが、夜も営業していてビールも置いてます。お酒の持ち込みもOKです。
この「いかにも香港」という蓮香楼がなくなってしまうのは本当に残念です。







蓮香楼
中環威霊頓街160-164号(MTR上環より徒歩4分)

香港を発つ日 〜2018.01香港

2018年03月11日 | 香港日記
4日間の香港旅の最終日、ホテル近くのバス停から高速バスに乗った時のことです。

香港島から海底トンネルを抜けて九龍サイドに出たところで、反対側車線を走っている団体が目に留まりました。



学校の行事か、町の行事か何かかな・・・と思ってみていると、徐々にその数が増えていき、ついには高速道路の車道いっぱいに走っているではありませんか。国民全員が参加する「マラソンの日」なるものが香港にあるかと思うくらいの人の数で、延々と続きました。







2階建バスの一番前の席を陣取っていたので、その様子をとてもよく観察できました。

後で調べたところ、第22回スタンダード・チャータード 香港国際マラソン2018 という国際的なイベントが開かれていたとのことでした。
それにしても、空港から中心地へ向かう高速道路の片側車線のそのほとんどを閉鎖してしまう香港人の懐の深さを知った思いです。
土地が狭く、渋滞がひどい香港では、街中の幹線道路を閉鎖してしまう方が大混乱なのかもしれません。

香港を離れる日。なかなかにおもしろい光景でした。


小肥牛火鍋活魚專門店(銅鑼湾店)~2018.01香港

2018年03月08日 | 香港日記
旧正月あたりは亜熱帯の香港でも気温がだいぶ下がります。気温が低くても、レストランやホテルではエアコン(冷房)が当たり前のように稼働しているので、とにかく寒いです。
ホテルの部屋のエアコンはどんなに室温設定を高くしても、出てくる風は冷風。滞在中エアコンをつけることはありませんでした。

部屋と言えば、今回もHOTEL JENに滞在したのですが、とてもおもしろい部屋でした。

高速道路を走る車がカーブでこちらに迫ってくるような位置で、おもしろくてずっと眺めていました。

寒さに話を戻します。香港は日本の冬のように寒いことはなく、昼と夜の寒暖差もあまりありません。そして何より湿度が十分にあるため(滞在中毎日80%以上)、乾燥によるつらさがないのでとても楽でした。

寒いと食べたくなるのが「お鍋」。香港では「火鍋」です。
そこで銅鑼湾の「小肥牛火鍋活魚専門店」に行ってきました。

スープと具材をそれぞれ単品で選びます。
手元のお椀には数種のタレと香辛料をたっぷり入れて、お鍋のだしで割ります。

ところがここで大失態をしてしまいました
タレの入ったステンレスの容器にタレが垂れてしまい、そこを丁度つかんだため、つるっと滑って容器が倒れ、30センチ四方のアクリルケースの中にタレをぶちまけてしまいました


すぐに、椎名桔平の若いころのような店長(らしき人)がやってきて、最初はショックを受けた様子でしたが、嫌な顔をせず「気にするな」といった感じで、香辛料をお椀に入れるのを手伝ってくれました。感謝感激です。

火鍋の具材でとくに美味しかった湯葉ロール

(店のWEBサイトより引用)

実際に出てきたのはこちら

円柱の長辺は10センチ以上で写真より太いのですが、鍋に入れるとみるみるしぼむので、ぺろりと食べられます。

白菜ではなくレタス。火鍋にはこちらの方が合います


豚肉

おちょこに入っているのは日本酒。肉にふりかけて鍋に入れます。

餃子

鍋の餃子もめっちゃおいしかったです


(店のWEBサイトより引用)

ワインは持ち込みOK、しかもノーチャージ



香港でいちばんおいしいと思う火鍋と、店長の思いやりあるサービスにお腹も心も暖まりました。





小肥牛火鍋活魚專門店(銅鑼湾店)
所在地:銅鑼灣軒尼詩道418-430號友光大廈4樓全層
(MTR 銅鑼湾駅タイムズスクエアの出口より左手に見える高速の下で右折、最初の大通りを左折してすぐのビル4階)
営業時間:18:00 - 02:00
定休日:無休

台湾屋台「阿元來了」~2018.01香港

2018年03月05日 | 香港日記
2月はインフルエンザと風邪と胃炎に加え、スギ花粉が飛散し始め、1ヶ月間ブラックホールから抜け出せませんでした。
1月に行った香港はすでに遠い過去となり、若干記憶も薄くなっていますが、がんばって呼び戻そうと思います。

さて、1月19日に若者に人気の台湾屋台の「阿元來了」に行ってきました。
延線で新しくできたMTR港島線西營盤駅から徒歩3分のところだということですが、西營盤のあたりは土地勘が全くないうえ、道が入り組んでいたり、急な坂道が多かったりで、自称「歩くナビゲータ」のワタシでもたいへん苦労しました。

西營盤駅で電車を降り、長い地下通路をC出口に向かってひたすら進むと、行き止まりにエレベータが3基ありました。


エレベータに乗り込み、上昇してドアが開くと、突然目の前が道路という、日本にはあまりない造りになっています。


15分ほど探してやっとみつかった台湾屋台の「阿元來了」は、もしかしたら違う出口の方が近いかもしれません。
急な坂道を上りながら探すより、下りながら探す方を選んでしまった結果です。



スタッフはほとんど台湾の方のようでした。店長らしき男性は、台湾でホテルマンの経験があるため日本語が話せます。

店内はカウンター含めて22席ほど

店内は台湾屋台のイメージ





アルコールはビールのみ


腸詰(ソーセージ)


蚵仔煎(牡蠣のお好み焼き)


鶏からあげ


魯肉飯


魯肉飯は台湾で食べたよりなぜか美味しかったです。


予約はできませんが、混んでいて行列に並んだとしても、香港人は飲まない方が多く深酒になることがないので回転も速いです。
気軽に立ち寄って、ビールとおつまみで小腹を満たすには丁度良いかんじです。





阿元來了
西環西營盤第三街73號地舖
(目印は第三街にあるチリソースで有名な「余均益」の向かいです)
定休日:月曜日
営業時間:11:00―22:00


※アルコール類の持ち込み不可。人気店で混み合っているため、長居している人はまずいません(笑)

九龍城穴場スイーツ「潮州合成甜品」 ~2018.01香港

2018年01月30日 | 香港日記
竹園富園海鮮飯店を出ると、香港人のカオル君から、
「香港人に人気のスイーツ店が近くにあります。知る人ぞ知る的なお店です。僕がごちそうします」と提案してくれ、せっかくなので行ってみることにしました。
これまで香港滞在中にスイーツを食べた記憶はほとんどないと言っても過言ではありません。

潮州合成甜品

こちらはカオル君が学生の頃よく通っていたお店だそうです。

竹園富園海鮮飯店からホントに歩いてすぐのところでした。
場所がら九龍城ということもあり、観光客をまったく見かけませんでした。

日本人がスイーツを食べに行く感覚とは少し違う、香港人にとっての日常がそこにありました。





こちらのメニューからおススメのスイーツをカオル君に聞き、のぶさんは百合根がたくさん入った「蓮子百合雪耳薑汁糖水」、ワタシは小豆と団子が入った「紅豆沙湯圓」を注文。

どちらも甘さがすごく抑えてあって(「控えめ」などというにはあまりに「控えめ」)、スイーツというよりは小腹が空いたときのおやつ的な一杯です。

海鮮料理で腹を満たしていたものの、小豆がたっぷり入ったスイーツは、さっぱりした甘さのため一気に完食しました。
しかしながらのぶさんは、半分も食べたところでギブアップ。ワタシはのぶさんのスイーツまで全部食べました。

百合根をたくさん食べたおかげか、風邪気味だったのぶさんの咳が、その晩ピタリと止まっていたのには非常に驚きました!
健康志向が強い香港の人たち。スイーツに対する概念がほんの少しわかった気がしました。





潮州合成甜品
所在地:九龍城龍崗道9號地下

竹園富園海鮮飯店 ~2018.01香港

2018年01月27日 | 香港日記
1月の香港は日本に比べて10℃以上気温が高く、湿度も高いため、とても過ごしやすい感じがします。

今回、九龍にある竹園富園海鮮飯店に行ってきました。
九龍城までは尖沙咀からタクシーで行きました。香港はタクシーが安いので、時間を節約したいときはタクシー利用をおススメします。



海鮮料理は大人数でないとたくさんの種類が食べられないと思っていましたが、こちらのお店は2人世界(2人セット)からあり、アラカルトで注文するよりずっとお得に海鮮料理が食べられます。

今回は香港人のカオル君という、夫の仕事で知り合った青年が一緒だったので3人世界を注文しました。
お店の入口でおばちゃんに「3人世界」と伝えると、メニューのアレンジを聞かれます。

まず鳩にするか鶏にするかというチョイス。鳩は神社のイメージがあるため鶏にしようとしたら、カオル君が「ぜひ鳩を食べてほしい。香港の鳩はとてもおいしい」というので「鳩」にしてみました。

そしてメインのロブスターは「ガーリックかチーズか」というところでは、迷わずチーズ。なんたってこのロブスターのチーズがけが食べたくてわざわざ九龍城まできたのですから!

すると、おばちゃんがしきりにヌードルをススメてきます。「ノーヌードル!」と言って断りましたが、アレンジの間中ずっと「ヌードル!ヌードル!」と注文するまであきらめない様子なので、値段を交渉してヌードルを追加。HK$30が安いか高いかわかりませんが、実際食べてみるとヌードルはありだと思いました。

エビはガーリック炒めかゆでエビかの選択ですが、もちろん「白灼蝦(パッチョハ)」をチョイス。白灼蝦に勝る食べ方を知りません(笑)
それと、あまり得意ではない魚の蒸し煮は、香港では「聖子」と書くマテ貝に変更しました。


お世辞にもキレイな店内ではありませんが(笑)、こちらはなんとビールとオレンジジュースがいくら飲んでもうれしい無料。

ライトテイストということもあり、それはもうたくさん飲んだと思います。

まず運ばれてきたのはスープ

カオル君いわく、香港で定番の「味の素スープ」だそうです。味はビミョー。

菜芯(チョイサム)のオイスターソースがけ

ガイランに煮ていますが、ガイランは山葵系で、菜芯は菜の花系だそうです。

聖子のガーリック蒸し


ロブスターのチーズがけ

ヌードルはロブスターの下にあって、チーズと合います

とこぶし煮


鳩のロースト



たしかに鳩にして正解でした。鳩は生後まもない鳩を使うので臭みはまったくないです。鶏肉とはまったく違う味で、しっかりした味付けにビールが合います。

白灼蝦(パッチョハ)

いくらでも食べられそうな気がします。

ホタテのガーリック蒸し

聖子と調理方法がかぶってしまったのは大失敗でした

持ち込んだワインはフランス産ボルドー

持ち込み料は無料。そのためワイングラスはなしです。

デザートのオレンジとぜりー?





3人世界はHK$600ですが、ヌードルHK$30、蒸し魚からマテ貝変更HK$100追加で、合計HK$730でした。2人世界プラスアラカルトにした方が少しずついろいろ食べられそうです。

ちなみに尖沙咀にある竹園海鮮飯店 とは違う系列のお店だそうですが、おいしくて安ければ無問題です。





竹園富園海鮮飯店
所在地:香港九龍城太子道西454號