老いると言うこと

毎月ママリンの命日の20日前後に我が家に御出いただいている方は満95歳になります。

ママリンの実家おばあちゃんとは、その方のご両親からのお付き合いです。

近頃高齢になられたので、お一人でお出でになるのはちょっと心配になっていました。

でも、何でもパクパク召したがるので今月も大丈夫だったと思いました。
が・・・

ここから先は、綺麗なお話ではないのでお食事中や前後の方はスルーして下さい。

今日タクシーで無事に送り出し一安心でした。
その後、荷物を忘れていたのに気付きお届けに行きました。

気丈な方なのでいまだにお一人暮らしです。
お宅につくと真っ暗？
玄関ピンポンをならすと、『はーい、裏口に廻って下さい。』と・・・何度も聞こえる・・・

でも！辺りは暗い・・・裏口と思う方に入ったら行き止まりでした。
ならば反対側と思いぐるーっと廻ってビックリ
お家に入っていなくて裏口に立っていました。

玄関の鍵が開かなくて裏口に回ったけど鍵が開かないって・・・
我が家を出てからかれこれ1時間以上過ぎていました。
なので・・・そこで失禁してしまい動けなくなったらしいのです。

気丈な方なので息子さんに電話をすると叱られると意地を張っていたようですが

今日は突然の寒さで・・・
あげくにズボンを脱いでしまっている・・・

私の車に小さめのバスタオルがあったので、それを巻いてあげて、
息子さんに電話をしました。

実は～
始め姉を送って行ってから寄るつもりでしたが、スマホを忘れていたので、自宅に取りに戻ったのです。

スマホを持っていなかったら、もっと大変なことになっていたわね～

でね～
灯りって本当に必要ですよね～
始めにそんな事とわかっていた懐中電灯を持って行けばいいかもですが・・・

車の中にはあるのですが、手が汚れてしまって最低限の作業で済ませたかった・・・
幸い外に水道があったので、水で手を洗い、車内にあったアルコールティシュを持って行きましたが、真っ暗で・・・

っと言うか、キーホルダーに付いた小さな懐中電灯を持っていらしたのですが・・・
外してちょうだいと手渡されたのが、汚れていて大変でした。

しばらくして息子さん夫婦が来て玄関の鍵を・・・
開きにくい状態だったけどやはりそこは男の人！
開いた・・・一安心
そのままお任せして帰ってきました。

話によると来月あたりに施設に入所を考えていると・・・

あ・・・そうなんだ・・・同居じゃないんだ・・・

以前からお一人で暮らすのはもう無理なのでは～っと思っていました。
その事を息子さんに言ってあげて良いのかどうなのか・・・
迷っていました。

言わなくてよかった・・・

これから先寂しくなるけど、今日のことが事の進展を促すことになったなら
そうなるべくしてなったのかも・・・

私は臭いに敏感すぎるので、帰ってから何も出来ないし食欲もない、まずお風呂～

今、思うのは～
あのまま誰も気づかなかったらどうなったんだろ～～～

つくづく思うのは、表も裏も灯りは必要ですね・・・
センサーライトでもつけてあげたいと思うけどもう必要ないわね～

来楽ちゃんは肩掛け紐に繋いだままで、私と一緒に何度も行ったり来たり～
何にも言わず黙って付き合ってくれました。