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今日の気分は?

B型血液の本領発揮、
その日の気分で何でも書くぞ!
★日替わり写真にご注目★

マウス実験で血管や神経のある歯の再生に成功!

2007-02-20 14:00:00 | 科学
 東京理科大基礎工学部の辻孝助教授を中心にした研究グループが、マウス実験で血管や神経のある歯の再生に初めて成功しました。
 それは、胎児マウスの歯胚から両細胞を採取。それぞれの細胞に分離したうえ、寒天状のコラーゲンの中に重ねるように入れ培養し、歯の種に成長したものを、マウスの抜けた歯の跡に植えるといういう方法です。
 その過程に付いては下の図を参考に載せましたが、専門的でド素人の私には説明できませんので、詳細はニュースを読んでいただきたいと思います。

 ともあれ、再生不可能と考えられていた歯が再生できるということは画期的出来事に違いありません。

 将来は、歯だけではなく、他の臓器の再生にも取り組むとのことですので、臓器移植に難航している現状に明るい見通しが出て来た訳です。

 今のところマウスに限られていますが、歯に関して人間にまで応用できるまでには5、6年かかるとのことで、臓器の人間への応用に関しては15年から20年はかかるとのことです。

 私も治療しなければならない歯がいま数本あるのですが、現状では血管や神経のない無機質な材料で作った「差し歯」か「部分入れ歯」にするしか方法がないでしょう。早い人間への応用が望まれます。

                        歯の再生過程図

               

胎児細胞から「歯」再生、東京理科大がマウスで成功(読売新聞) - goo ニュース

頭で思っただけでテレビのスィッチが入れられる?

2007-01-10 17:54:00 | 科学
 テレビのスイッチを入れることやチャンネルを変えるのに、わざわざテレビ本体に足を運ばなければならなかった時代から、遠く離れたところからでも操作できるリモコン時代になって久しくなります。
 リモコンになる前に「頭で念じればテレパシーでチャンネルが変えられる」なんて馬鹿なことを真剣に試したこともありましたが、リモコンが出現して不精に拍車がかかりました。

 そのリモコンも手で操作しなければならないのですが、日立製作所が現在開発しているリモコンは、手を使わずに頭でしたいことを考えるだけで操作が出来る「究極のリモコン」なのです。
 このリモコンの開発目的は、不精な人のためにではなく、身体の運動機能を完全に失った難病患者さんを補助することです。

 おおよその概念は下の図を参考にしていただきたいのですが、脳内の血管を流れる血流量を電気信号に変換して、リモコンを操作しようというものです。
 今のところは、スイッチのON・OFという単純な操作しか出来ませんが、将来にはチャンネルを変えるような複雑な操作が出来るようになるそうです。




【今日の写真】
 知人から頂いた「ストック」の写真です。花言葉は『思いやり』。

猫の尿の臭いの素は「たんぱく質」!

2006-10-31 14:00:00 | 科学
 猫のオシッコの臭いって強烈です。家でも猫を飼っていますが、公道から家の玄関までの私道が猫の通り道になっていて、テリトリーの印なのでしょうか猫がオシッコを振り撒いて行き、夏はその臭いに悩まされます。
 何とかならないものか思ってましたところ、理化学研究所と岩手大のグループが猫のオシッコの臭いの素を突きとめ、消臭できるかも知れないというのです。

 その臭いの素の物質とは、猫特有のたんぱく質「コーキシン」で作られているのだそうです。
 人間の場合は、尿にタンパクが出ると腎機能の障害の兆候とみなされますが、猫の場合は健康であっても尿に大量のタンパクが含まれているのだそうです。
 この尿中たんぱく質の90%以上が、腎臓で作られる猫特有のたんぱく質で占められていることを、2003年にグループが発見しています。これを猫が好奇心の強い動物であることから「コーキシン」と命名したのです。

 その後の研究で、尿中のある物質にコーキシンを混ぜると、この物質が分解されて、猫の尿だけに存在し、臭いの原因となるアミノサン「フェリニン」が出来ることが分かったのです。
 コーキシンとフェニリンは、猫が成長するにつれて増えることも分かったそうです。

 このコーキシンの合成を抑制できる物質を開発して猫に食べさせると、消臭に役立つだろうということなのですが、「コーキシンとフェリニンは、雄の方が雌や去勢したオスより約4倍も多く、異性をひきつけるフェロモンと関係するかもしれない」とのことですので、猫から自然性を奪うことに拍車をかける事にもなる訳です。


【今日の写真】
 「蜘蛛が捉えた秋」です。

イチゴを食べて記憶力を上げよう!

2006-10-18 14:00:00 | 科学
 イチゴは大好きな果物です。食べやすいし甘酸っぱさが最高。
 でも、そのイチゴに「記憶力」を高める物質が含有されているとは全く知りませんでした。

 その物質とは、野菜や果物に広く含まれるフラボノイドの一種「フィセチン」なんだそうです。
 これを摂取すると記憶力が高まるという研究結果を、武蔵野大(西東京市)と米ソーク研究所の共同チームが、米科学アカデミー紀要電子版に発表したのです。

 まだ、動物実験だけの結果で、人への効果はこれから調べるとのことですが、記憶力が怪しくなってきた私には朗報に間違いありません。


【今日の写真】
 よそ様の垣根の下から道路にはみ出して咲き始めた「白菊」です。むだ芽を整理してありませんから、自由奔放に花芽があちこちに向いて咲いているので、ベスト・アングルがとれません。