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春 望

国破れて山河在り、
城春にして草木深し。
時に感じては花にも泪をそそぎ、
別れを恨んでは鳥にも心を驚かす。

『いぼ痔手術体験記』(初診から入院に至るまで)

2007年01月07日 13時21分08秒 | ・参考になれば幸い!
明けましておめでとうございます。

皆さんの今年のお正月はいかがでしたか?
私は相変わらずの寝正月。
待てよ???
年齢の所為か身に染み付いたサラリーマンの習性か?
哀しいことに起床は毎日6時過ぎだったから、そのようには表現出来ないのか?
しかし、なんと言うことも無く時間が過ぎ、こんな状態でよいのだろうかと考えてしまった正月だった。

ところで、昨年は私にとって一大事件が発生した。
それは何を隠そう『いぼ痔手術』の為の入院である。
なにしろ手術どころか入院もわが人生初めてのこと。
更に言えば、風邪や腹痛などで診療所には行くが見舞いや人間ドック以外で“病院”に行ったことが無い。

病気が病気だから、気はずかしこともあってしばらく公表すべきか迷っていたのだが・・・。
ところが、主治医の話では日本人の3分の2以上の方が多かれ少なかれ『痔主さん』らしいというのである。
そうであれば、なんらかの参考になるかも知れないと思い“入院体験報告”をさせていただくことにした。

さて、改まって言うほどではないのだが、病名は「痔核」、通称『いぼ痔』。
主治医から教わった内容をそのままお伝えすると
症状は“1”~“4”までの4段階にランク付けされているそうだ。
今回受けた『痔核根治術』はその“3”以上に該当する患者に行うらしい。
『いぼ痔』は“3”段階以上になると脱肛がひどくなり日常生活の中で鬱陶しくなってくる。
具体的に言えば、排便を行うたびに脱肛し指で押し戻す作業を伴う。
また、“出口”に余分なものが存在するわけだから不潔になりやすく常にウォシュレット等で洗浄し清潔さを保つ努力が常人以上に必要となる。
そもそも『いぼ痔』は薬によって治療するのが基本だそうで、この鬱陶しさに耐えられる人には手術を勧めることはないそうだ。

※自覚症状が出たら早い時期に専門医の診察を受け真面目に治療された方がよろしいですぞ!
 私のようにいい加減な対処をしていると苦く痛い経験をする羽目になる。
 『自分は別』と他人事のように思っていたら大間違い!
 なにしろ、自覚症状の有無は別として3分の2以上の方が『痔主さん』らしいから!!!


さて、では実際に手術するまでどのような経緯を経たのか記述していこう。

1.この病院に行くに至った経緯
 自覚症状が出てから軟膏や挿入薬(テレビCMが時折流れているもの)を購入して手当てしていた。
 しかしながら、適切な治療を心掛けなかったばかりに脱肛がひどくなり出血する事態が2・3度発生した。
 このため知人の医師に相談したところ今回入院した病院を紹介された次第。
 ちなみに、ここの「大腸肛門病センター」は全国的に著名な病院らしい。
 その知人から「痔を診てもらうと同時に50歳を越すと出血が他の原因によることもあるので大腸の内視鏡検査もしてもらった方が良いと思う。」とのアドバイスを受けた。

2.初診
 総合窓口での事務手続きを終わり、「肛門科」の受付に行って驚いた。
 予想はしていたものの待合室は大変な人数である。
 年齢層は中年以上が圧倒的で女性も結構多かった。
 女性は出産時になる人が多いそうで世間一般に“恥ずかしい”との風潮があり悪化させてしまう傾向があるそうだ。

(1)診察結果
 約2時間待った後、診察を受けた。
 これまでの経過を聞かれた後『痔』疾患全般に関する説明と『いぼ痔』の症状のランク付け(前出)について説明を受けた。
 診察結果は“3”とのことで手術に関する説明を受けた。
 「悪性の腫瘍とは異なり急いで除去手術をしなければいけないというものではないです。
 しかし、日常生活において支障があり早く処置をしたいと言うことであれば手術しましょう。
 手術は“注射でやる”のと“完全に切除する”2通りあります。
 治療に日数をかけられるのであれば“完全に切除する痔核根治術”をお勧めします。
 平均的には入院8日間とその後の自宅療養1週間位が必要です。」
 (※自宅療養期間に関してはパイロットや運転士のような職業の方は2週間以上必要な場合もあるとのこと。)
 私は日常生活上かなり鬱陶しく感じていた為、即座に“完全に切除する”方を選択した。
 しかし、手術入院できるのは早くて2ヵ月後とのこと。
 そこで、その間の治療はどうすべきか尋ねたが、「座薬を処方しますのでどうしても悪いときは使いなさい。」との答え。
 まあ、手術後はスッキリするのだし悪性の物ではないのだからその間のことはそれなりに対処して我慢しなさいと言うことらしかった。
(2)大腸内視鏡検査の事前検査について
 知人のアドバイスを話した結果は、
 「そうですね。通常あなたの年代の方にはお勧めしていますので早速手配しましょう。
 この後内視鏡検査の事前準備としての各種検査を受けその後で看護士の説明を聞いて帰ってください。」とのこと。
 検査室に行き、尿・血液・血圧・心電図等の検査を受けさらにレントゲンをとった。
 この後「肛門科」にもどり看護士から大腸内視鏡検査の日程・注意事項・検査前の下剤処方箋、および入院手続きの方法について説明を受けた。
(3)入院手続き
 診察代の支払いを行った後に事務室に行き入院予約手続きを行った。
 入院する際の注意事項の説明を受け、希望病室(個室or相部屋)を申し込んだ。


しかし、病院での一日はなんとも長かった。
朝9時すぎに受付されてから院内の喫茶でカレー(食事はこれしか残っていなかった)を食し、入院手続きを済ませて病院を出たのが午後2時半過ぎだっただっただろうか?


1 コメント

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Unknown (ゆな)
2012-04-25 23:12:29

排便以外のとき、最近では
常に出ている状態なんですが
病院行った方がいいですか?

陸上部なんですが
辛いときは辛いです!w

ちなみに今、高3なんですが
中3で切れ痔になり
高1からはいぼ痔です。

高2でいぼ痔とゆうことに
気が付いたんですが
なかなか行けず…。

しかし、最近、すごく
痛いので今月で引退なので
病院行こうと迷ってます!

いくらかかるか不安です*_*

よかったらお返事ください~
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