春 望

国破れて山河在り、
城春にして草木深し。
時に感じては花にも泪をそそぎ、
別れを恨んでは鳥にも心を驚かす。

有権者の責任と力量

2017年09月27日 10時23分26秒 | マスコミの報道を見て
安倍首相は森友・加計学園関連の隠蔽疑惑問題についてきちんと説明せず、曖昧にしたまま突如国会を解散しました。
これまでの「‟仕事ぶり”を国民に評価してもらう」との建前だそうです。

では、私たちは安倍政権の公約をきちんと見て来たでしょうか?
①経済再生 ②財政再建 ③社会保障 ④外交・安保 ⑤エネルギー・環境 ⑥地方再生⑦復興・防災 ⑧教育 ⑨農林水産 ⑩政治・行政改革 ⑪憲法改正の11分野で評価する必要があるようです。これは財界人と政治・経済学者等60数名による『安倍政権4年間の実績評価』に掲げられているものですが、5段階評価で3点以上は1つだけであとは全て2点台(ほとんど達成されていない)という惨憺たるものです。
個々の項目については後日また中身をご紹介したいと思いますが、学生時代であれば進級できないレベルで親に叱られた内容です。

それを「これだけやっているから評価してくれ!」なんて、なんとまあ‟いけしゃあしゃあ”と言えたものだと思います。
有権者をやはり馬鹿にしているとしか思えませんが、これが永田町の既成政治の論理なんでしょうね。

こうなると、私たちが安倍政権をどう評価し今後の自民党にどれだけの信任(議席数)を与えるか、言わば民主政治における有権者としての力量が試される事になりますね。