民主党；大丈夫？？？

ここ４ヶ月の動きは迷走としか言いようがありませんね！

政治資金、アメリカ軍基地の移転、郵政肥大化への逆行そして超赤字予算。

『鳩山内閣』は後世に名を残すかも知れませんね。
ただし、現状のまま推移すると芳しくない評価の内閣としてしてですが・・・・・・？

まず政治資金問題ですが、党首と幹事長という党を代表する人物二人が世間一般的にいわゆる“悪い事”をしたにも拘らず開き直っているようにしか見えません。
一部の幹部がこの事について言及し始めましたが、党全体としては“小沢天皇”が怖くてきちんと姿勢を正せていないのではないかと思えますね。

次に基地問題ですが、過去の交渉経緯と状況分析を十分踏まえたうえで党の方針（マニュフェスト）を出したのかいささか疑問に思える昨今ですね。

郵政の見直し（肥大化への逆行）に至っては、それ程までに“簡保票”が欲しいのかと言いたくなるほど国民新党に好き勝手させていますが一体何なんでしょう？
政治の変化を期待した“浮動票”層を怒らせても“簡保票３０～５０万票”が欲しいとおっしゃるならおやりになってみればよろしいでしょう！

超赤字予算の可決後の鳩山首相のコメントはどう受け止めれば良いのか？
目先の子供手当てや高校授業料無料化によってこの子供達に大きな大きな借金と言う贈り物を将来に残して行く事には一切触れず。

最近、身近な所で耳にするのは、
「鳩山さん（民主党）は、頼りないなあ！財務分析や情勢分析をした上で政策を検討し発言しているのかね～？」とか
「小沢さんはやはり旧い体質の政治家みたいだね！」とか
「我々が期待した政権交代は、こんな事を期待したのではなかったのになあ～。
掲げたマニュフェストを全て実現して欲しいと思っていたわけではないよな。
困っている人達に手を差し伸べるのは良いことだと思うよ。
しかしなあ・・・なんで貯蓄するための子供手当てを支給するわけ？
勉強をする気もない高校生の授業料を無料にするの？
財源も無いのに財政支出が増えていずれ増税することになるんだろう。
そのターゲットにされるのは我々中高年サラリーマンだよな！
この政権交代は何だったの？？？我々には何のメリットも無くデメリットだけかい？」
と、異句同音に交わされる会話なのです。

なんと寂しい限りですよね。
政権奪取後半年余りで、はやこのような状況に陥るとはねえ・・・
幹部の皆さん、どこに原因があるか大方お分かりだろうと思いますが？
早急に対策を検討しないと次の参議院選で過半数の議席を獲得することはまず無理ではないですか？
もっと大変なことになるかもしれませんよ！